30. 城塞都市
アンケートにご協力ありがとうございます。
前回の二択アンケート、序盤は大接戦だったのですが、最終的にはヴァレインの部屋を訪ねる方が圧勝!
https://twitter.com/usagi_ya/status/1264169850726838272
さて、今回ヴァレインの部屋を訪ねる……前にもいろいろあるので、どうぞお読みください。
クリャモナは、王国の砦――そう呼ばれているのだと、アリスティアは知っていた。
だが、知っているのと実際に見るのとでは、ずいぶん印象が変わる。
――ほんとうに、砦なんだ。
王都はもっと華やかだ。一応は壁で囲まれているが、クリャモナとはまったく印象が違う。ひらけた場所にある平坦な王都は、戦には向いていないと王子もいっていた。だからこそ商業的には栄えて、華やかという印象に通じるのだが。
クリャモナは、丘陵地の上に聳える戦闘的な都市だ。
近寄るほど、猛々しさを感じる。丘の上に登るための道も頑丈な壁に挟まれており、なんだか気疲れした。
難民はその丘の麓に急ごしらえの天幕を張り、寝起きしているらしい。かれらの居留地を囲む柵があり、それを見張る兵士の姿もある。
――まるで囚人扱い。
街に集まった難民はここに留め置かれているし、野に散った者は、発見次第捕縛されているのだという。
無策のまま流入を許すわけにはいかないからだと説明されているが、それにしても。
王都ののんびりした雰囲気に馴染んでいた乙女たちには、まるで違う世界のような光景だ。
丘陵を登る道は、馬車一台通るのがやっとの幅。壁に阻まれて視界は狭く、気分も鬱々としてくる。
――出発したばかりは、まだ少しは楽しさがあったけれど。
物見遊山ではないとわかっていても、ずっと大神殿に閉じこもっていた乙女たちにとっては、開放感のある旅立ちだった。
だが、魔族に圧倒的な力を誇示され、あれだけの死者が出てしまえば……もう、楽しいなどとは思えない。
あのあと、近くの街から急遽調達した馬車に分乗し、乙女たちはクリャモナへの旅を急いだ。それまでのような余裕のある旅程ではなく、途中で替え馬も使い、昼夜を継いだ強行軍である。
護衛となる神殿騎士が、リガロを除いて全員死んだのだ。安全な場所に急いで駆け込むしかない。
騎士たちの遺体は大神殿に戻して埋葬することになり、ナターリャがそれに着いて行くと主張して揉めた。
ナターリャは、〈聖女〉の通訳のようなものだ。政治交渉の場になると目されるクリャモナで、ナターリャがいないのは痛い――それは全員の共通認識だったが、婚約者の遺体と一緒にいたいのだろうということも、やはり皆が理解していた。
最終的には、ナターリャが折れた。
一緒にいても、彼が生き返るわけではないのだから、と彼女は顔を上げた。
――人々を助けるため、はたらきましょう。その方が、あのかたも喜んでくださると思うことにします。
昂然と、気高く。しかしナターリャは、その眸の奥に暗い影を宿しているように思えて、アリスティアはそれを痛ましく思った。
痛ましいと感じる以外、なにもできない自分が不甲斐なかった。
だが、慰めの言葉をかけるのが正しい行為とも思えない。白々しいだけだろう。ナターリャは、誰かを責めるような言葉を発するのはやめたが、だからといって恨みが消えたわけではないはずだ。
老師が見てくださるよと、リガロは孤児院の神官に全幅の信頼を置いているようだったし、実際、老神官がナターリャを見守ってくれていると思うと、アリスティアもほっとした。
それでも、自分にできることがなにもないと思い知るのは、苦しい。
むしろ、ナターリャの視界から消え去ることができれば、と思う。いっそこの地上から消えてなくなりたい――もし自分があの場を離れず、ヴァレインも留まっていたら。騎士たちにかけられた魔族の呪いも、とけたのではないか? 皆、助かっていたのではないか。
後刻、レニィが話してくれたところによれば、アリスティアが馬に乗って去ってすぐ、騎士たちが容易ならぬ事態に陥っていることはあきらかになったという。治癒の術に効果がなく、乙女たちは青ざめた。
それを見ていたのに、ヴァレインはアリスティアを追って行ってしまったのだ。ちょっと行ってきますね、くらいの軽い感じで。
あまりに唐突だったから、誰にもとめられなかったのだという――全員、それどころではなかったのもあった。治癒術で、精一杯だったのだ。
――ナターリャのことは、そっとしておくしかないと思う。あれは、誰にも癒せない傷だよ。少なくともすぐには無理。
レニィはアリスティアにそう告げた。言葉通り、自身もナターリャには必要以上にかまわないようにしているようだった。
こまめに声をかけ、目を配っている乙女もいたが、それに応じるナターリャの姿は、やはり痛ましいとしかいいようがなかった。なるほど、黙って見ているのがどんなに辛くとも、今はそれが正しいのだろう。
――正しさは、だいたい辛いな。
もっと楽しくて、喜びに通じる正しさが欲しい。それなら、こんなに苦しまずに済むのに。
丘陵を登りきると、ようやく街並みらしい建物の並びが見えてきた。リガロが馬車に馬を寄せて並び、目立つ建物をいくつか教えてくれた。
ひときわ大きな建物が領主の城、次に大きいのが神殿だという。
「面積では城の方が広いけど、塔は神殿の方が高い」
なぜか勝ち負けを競っているような表現だ。実際そうなのかもしれないと思いながら、アリスティアは塔の高さを見比べる。たしかに、神殿の塔の方が背が高い。
「あれが、食堂?」
神殿の門が近づくと、大勢の人で賑わっている店が見えた。戸外にも卓や椅子を並べ、店に入りきらない人数をさばいているようだ。
ただ、目立つところに看板がなく、店名はわからない。
「ああ、そう。テッサおばさんの。美味しいよ」が
「それは、神殿の食事より、って意味?」
レニィが尋ね、リガロがにっこり笑って答えた。
「王都のたいがいの食堂よりうまいよ。ほんとほんと」
「ほんとに?」
「自由時間があったら一緒に行こうよ。リガロの美味しいが信用できるか確認できるし!」
アリスティアが口を挟んだところで、ちょうど、いい匂いが漂ってきた。お腹が空く匂いだ。
「自由時間ねぇ……あるといいけど」
「俺はともかく、そっちはどうだろう」
政治交渉の場に象徴として必要とされる〈聖女〉は、ファラーナが代役をつとめてくれる。通訳はナターリャ。
では本物には出番がないかというと、そんなことはない。
いつ「わたしが本物です」と正体を明かすことになってもかまわないよう、アリスティアは〈聖女〉のかたわらにいることを要求されている。殊に、あとで事情がわからないと困るような場面には、必ず。
表向きは、例の見た目を入れ替える魔法で〈聖女〉を護衛するため、また大神官の直弟子として会合などの様子を彼に伝えるため、ということになっている。アリスティアは常時〈聖女〉のお供。誰もそれを不審には思わない。
「まぁ、夜は〈聖女〉様にも予定はないはずだから」
「勝手に出歩くなよ?」
「わかってる」
「わかってなさそうだから、いってるんだよ」
「夜じゃ、お店も閉まってるだろうし、出歩いたとしても神殿の中だけだよ」
「……ほらこれだ」
「同情するわ」
レニィとリガロがなぜか共犯者めいた視線をかわしているあいだに、馬車は神殿に近づいた。リガロは門番をつとめる神殿騎士と顔見知りらしく、てきぱきと言葉をかわしている。
「ここにいるとさぁ……どんどんお腹が……」
「もうね、この匂い、耐えがたいね」
アリスティアとレニィがひそひそと話していると、後ろから声がした。
「なにがあってもお腹は空くね」
「ナターリャ?」
びっくりしてふり返ったふたりに、ナターリャは憔悴した笑顔を向けた。
「うん。今ね、お腹が鳴ったの。ほら」
「ほら……って」
たしかに、ナターリャのお腹から音がする。唖然とするふたりに、ナターリャは言葉をかさねた。
「自由時間ができたら、わたしも誘って。食べたいから」
「もちろん」
レニィが即答し、アリスティアもうなずいた。何回も。
あれから、ナターリャはろくにものを食べていなかったはずだ。
――それが、お腹が空いたって……食べたいって……。
生きつづけようと思ってくれた、ということだ。なんだか泣きたくなって、でも自分が泣いたらいけない気がして、アリスティアは俯いた。
「今すぐ馬車を降りて食べに行きたいくらいだね」
「ほんとだよ」
ほかの乙女たちも会話に入って来て、ひそひそ声ではあっても、馬車の中は一気に賑やかになる。
「神殿のごはん、美味しいと思う?」
「大神殿より美味しいことを期待したいけど、無理でしょ。たしか、食材の調達にも苦労するって話じゃなかった?」
「……民間の食堂みたいなわけにはいかないってことね」
「神殿様だものー。享楽的なことはできないって」
「食事は大事よ。享楽じゃないでしょ」
「民の食事が第一です」
「待って、今の大神官様に似過ぎ!」
そんな楽しげな雰囲気も、神殿の門をくぐるとすぐに消えた。
さっそく馬車を降りた一行は、〈聖女〉とナターリャ、アリスティアの三人のみ別行動で、神官長と会食の運びとなった。〈聖女〉とお付きのかたのみで、という条件だったからだ。
ヴァレインは姿をくらましてしまい、アリスティアは意外なような、予想通りのような不思議な気分だった。あれだけ自由奔放だと、周囲も彼になにも期待しないのではないか。少々、羨ましい。
神殿前ではあんな風だったナターリャだが、やはり食は進まないらしく、並べられた料理にはほとんど手をつけなかった。ファラーナもだ。
となると、アリスティアだけ勢いよく食べるわけにもいかず、しずしずと、少量ずつつつくことになる。
クリャモナ神殿側の参加者は、神官長と神官がひとり。こちらも、静かに食べている。
「明日は、領主との会談がございます」
ようやく会話の口火を切ったのは、神官長だった。
「はい」
もちろん、返事をしたのはナターリャだ。
魔族の襲撃以降、ファラーナはさらに寡黙になった。体調は戻ったようだが、心はさらにかたくなになってしまった、としか思えない。エオネイアとなにがあったのかも訊いてみたいが、とても質問できる雰囲気ではないから、今に至るまで謎のままだ。レニィに尋ねても、全然、こっちが知りたいくらい、といわれてしまった。
「先方が神殿に参りますので、〈聖女〉様がたはゆっくりお待ちいただければと。道中、ご苦労もあったとお聞きしております。今宵はお休みください。ただ、会談の前提として、今生じている問題の要諦のみお話ししておきたく思います」
「お気遣いに感謝します」
「では、手短に。クリャモナ領主は、難民をすべて追い返すつもりです」
神官長の語るところでは、領主は難民を受け入れるのは不可能だと主張しているらしい。まず、食料がたりない。住居もない。職もない。かれらの居場所など、ここにはない。どうしても受け入れたいなら、クリャモナの外へ連れて行ってくれ、と。
麓で見かけた仮設の天幕は、神殿が提供しているのだが、それもさっさと片づけてほしいという。もちろん、食料も神殿の提供だが、迷惑だと。
兵を警備にまわさねばならないから困るのだと。
「正直に申しまして、追い返すとは、殺すという意味です」
よく見ると、神官長は疲れた顔をしていた。この状況で、ずっと領主と交渉しているのだろうから、無理もない。
「神殿としては、助けを求める民を無下にすることなど、できません」
「まことに、その通りです」
いつもなら、ここでナターリャが少し話を詰めるのだが、そこで同意を示しただけで、とくに話をしようとはしない。今の彼女にそこまでは望めまいと判断して、アリスティアが口を挟んだ。
「殿下はなんと仰せですか?」
「これがまた、命令をきかぬなら領主の首をすげ替えようか、という勢いでいらして……」
なるほど、王子としては極論を唱えておいて、妥協点を神殿にみつけさせる心算か、とアリスティアは考えた。あの王子は、そういうことをやる。周りに調停が得意な人間が多いため、彼が煽った方が、おさまりがよくなってしまうのだ。
だが、どうやら神官長は言葉の意味をまともにとらえているらしいし、調停役としてはたよりないのでは、とアリスティアは首をひねる。
――あれ、ひょっとして〈聖女〉が調停役ってこと?
ナターリャが万全ではない今、それができるのだろうか。疑問しかない。王子に、調子をおさえるようにたのむべきかもしれない。
「殿下はお城にいらっしゃるのですか?」
「いえ、今は当神殿にご滞在中です。あの領主と同じ屋根の下など反吐が出るとおっしゃって」
はぁ、とアリスティアは曖昧にうなずいた。同意してもしなくても、失礼な感じだったからだ。
――調子をおさえるようにたのんでも、遅きに失しているかも……。
どうやら善人っぽい雰囲気の神官長が、反吐が出るなどと表現するほどだ。王子と領主のあいだは、険悪という表現ではなまぬるい状態だろう。
――困難しか思い浮かばない。
神官長の話はたしかに長くはなかったが、情報も少なかった。
難民の受け入れ以外でまずい情報はといえば、領主と神殿との関係が悪化しており、ひょっとすると神官長を追い出すことまで視野に入れているかもしれない、ということだった。
自分の意を汲める者を神官長の位に置いてしまうくらいは、やりかねないとのことだった。神殿内にも領主との関係悪化を憂う声は大きく、今の神官長の不手際が責められてもいるらしい。
どう解決するか、考えたくもない。というより、思いつかない。
今夜はさすがにおとなしく休む気満々だったアリスティアのもとを、ヴァレインが訪ねて来たのは、もうかなり夜も更けてからだ。
アリスティアはすっかり寝入っていたはずが、なぜかすっと眼が覚めた。
隣で寝ているレニィは身動きもしないから、音がしたとかではないのだろうが、とにかくぱっと起きてしまった。
そして、窓を見ると――その向こうに、ヴァレインがいたのだ。
視線があうと、彼は微笑んで、すっと動いた。
――え? ちょっと、なに?
あわてて、アリスティアは起き上がり、肩掛けだけ掴んで部屋を出た。
すると、廊下でヴァレインが彼女を待っていた。
「話がしたいなら、今すぐおいでなさい」
「……でも」
「明日からは、忙しいでしょう。今夜しか、お話しできる機会はありません」
いわれてみれば、確かにその通りだ。
「わかりました。お願いします」
「ついて来てください」
ヴァレインは足音ひとつたてない。アリスティアもできるだけ静かに歩いているつもりだが、彼にはとても及ばなかった。
神殿の内部は、とても静かだ。
――乙女の部屋には、見張りがついていそうなものだけれど……。
しかし、よく考えてみれば、大神殿から来た騎士たちはリガロを除いて亡くなってしまったわけで、〈聖女〉の部屋ならともかく、乙女の方までは警備の手も及ばないのだろう。
もちろん、〈聖女〉ファラーナは例の高い塔にある、もっと立派な部屋で寝ているはずだ。
ヴァレインの部屋は神殿の奥まった場所にあった。広さはあったが、いかにも間に合わせという感じがただよっている。クリャモナにはつい最近来たという言葉は嘘ではないのだろう。
薄暗い室内には、質素なつくりの大きめの机がひとつあり、その向こうにヴァレインの側仕えらしい巫女がいた。巫女の前には、大きな水晶玉が置かれている。これは高価そうだ。
どうぞ、とヴァレインは巫女の対面にある椅子をアリスティアに勧め、自分はもうひとつある椅子を引きずって来て、アリスティアの横に座った。
ちょっと近いなと思いながら、アリスティアは巫女を見た。暗くてよく顔が見えない。髪は美しい金色だ。
「彼女はわたしの信頼する助手です。真贋を見破る魔法の使い手でね」
それは、相当に鍛錬を積んだ神官でないと使えない魔法だ。非常識なほど魔力があるヴァレインの助手は、やはり優秀でないとつとまらない、ということだろう。
「エニィ、準備はできている?」
「はい」
「素晴らしい。さてアリィ様、ただの問答ではつまらないから、ちょっと遊びませんか」
にっこり笑ったヴァレインに、アリスティアは当惑して問い返した。
「遊ぶとは、どういうことですか?」
「どうせ、あなたは自分の知りたいことだけ質問して、回答を得ればそれでよし……くらいのつもりでしょう? それ、僕になんの得もないじゃないですか。面白みもない。だから、どうせなら、楽しい問答にしようと思って!」
また妙なことをいいだしたヴァレインに、さすがヴァレイン確かにヴァレイン、という感想を抱いてしまう時点で、自分も大いに影響されている気がする。
「わかりました。どんな遊びでしょう?」
「アリィ様は話が早くていいですね。僕が考えているのは、あなたが僕の質問に答えたら、その問いの重みに応じて、僕もあなたが知りたいことを教える、という遊びです」
「……? よくわからないです」
「たとえば、アリィ様、そのアリィというのはご本名ではないですね?」
「え? ああ……愛称というか、短く呼んでるだけで、わたしの名前は――」
「黙って」
「……」
アリスティアが口を閉じると、エニィと呼ばれた巫女が告げた。
「真実です」
「では、お教えしましょう。僕のヴァレインというのも、実は本名じゃないんですよ」
「え?」
「といった具合に、同じくらいの重さのことを、あなたにお教えします。どうです?」
「どう、って……」
まず、とヴァレインは楽しげに告げた。
「この三つのどれかに答えてください。ひとつでいいですよ。ひとつめ。あなたの出身地はどこですか?」
アリスティアは辺境の孤児院の出身で……いや、待て。
――さっきの質問の例でいうと、この問いに答えることは、ヴァレイン様の出身地を知ることになる?
「ふたつめ。ファラーナ様は、ほんものの〈聖女〉じゃないですね?」
アリスティアは、表情が変わるのをこらえようとした。薄暗くて幸いだ。
これには答えるわけにはいかないだろうが、これに答えたら、ヴァレインはなにを教えてくれようというのだろう。
「最後のひとつ。神殿は聖域に建つといいますが、聖域を聖域たらしめているのは、〈聖女の遺骨〉です。クリャモナにあるのは、〈聖女の右の指の骨〉です。大神殿にあるのは、どこの骨ですか?」
大神殿にあるのは、肋骨だ。それは知っている。ただ、誰でも知っているわけではない。アリスティアが知っているのは、大神官が教えてくれたからだ。
この問いに答えたら、ヴァレインは――いったい、どんな問いと答えを持っているというのか?
アリスティアは――
1)出身地を答える。
2)ファラーナが本物ではないと答える。
3)大神殿には〈聖女の肋骨〉があると答える。
三択です!
いつものように、twitter でよろしくお願いします!
書いても書いても終わらなくて困りました……神官長の長話はかなり端折った結果、癖のある人かな〜と思いながら考えていたのが、ものすごく素直な善人になりました……すごく可哀想な立場ですが……胃とか悪くしてそうですよね。たぶん、会食場面で美味しく食事してるひと、誰もいない……。




