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生まれ変われば異世界でムチムチヒーラーなんです。  作者: アクアスタック
第1章 新生活編
8/12

第6話 まさかの再会!

空きまくってすいませんでした。

スイーツショップで食リポの日がやってまいりましたー。

テレビは無いので抽選で当たった見物客がゾロゾロ。

フルーツパフェを担当します。


パフェの感じは

バナナの輪切り10枚、キウイイチョウ切り8枚、さくらんぼ:一房、練乳:かなりかかってる。

縦幅:約13cm(グラス含まず)、重さ:わかりません。


いやはや、体型を気にせずこんなすごいのを食べられるとは幸せな!

あ、ちなみに今のわたしの体型はデフォルトです。


それでは一口パクり。

「練乳パワーで超ふわふわスイート!沢山食べたらわたしみたいになりそう!」


我ながら何だコレ。

リポートの語句が謎。

しかし


「ありがとう、カロリー高いんだな!」

「えー!?アミナちゃんみたいな体最高だよー!」


予想外の人気。

どういたしまして。


すると奥からお店の人が出てきた。

あれ?

このボブショートの茶髪に二重まぶたロリ顔は見間違えないぞ、我が親友よ!


「亜美菜ちゃん!?」

向こうから来た。


「やっぱり!美玲ちゃんだ!」

これはわたしのリアクション。


「オッパイデカっ!」

これはお互い同時に。


「そういえば美玲ちゃん、メイドカフェでバイトしてるって言ってたような…」

しかしこっちに来た理由が謎。

「うん…だけど、付き合ってた彼に捨てられるわ、翌朝亜美菜ちゃん死んじゃうわでどうにもならなくなって…3階の窓から降りて自殺しちゃった」

心中お察しします。

1年の教室は1階だから人目を盗んで…!


「後、こっちに来る時何か願った?わたしの場合、癒し系グラドルになりたいって!」

ちゃんと自分のこと言ったぞ。

したら

「元々スイーツショップは好きだからセクシー美人店長になりたいって言ったら通った!」

我が親友は流石だった。

こちとら“今までとちょっと違う自分になりたい感覚”だった。


「亜美菜ちゃんもやっぱり可愛くなりたい的発想…あった?」

「大有り!」

公私を混同しまくった気もするけど、親友関係の判明がかえって人々を笑顔にし、美玲にチップを1万ルピー出してお店を後にした。


元の世界の親友同士、今度元の世界を覗いてみたいな。

いい…よね?


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