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生まれ変われば異世界でムチムチヒーラーなんです。  作者: アクアスタック
第1章 新生活編
7/12

第5話 彼氏ができちゃった!

今日も今日とて絵のモデルになって絵師の皆さんを夢中にし、お金を稼ぐわたし。

画集よ早く出てください。

サイン会とかやって大人数を同時に笑顔にしたいんです!

交渉(魅了で無理矢理)の結果、条件つきOKが出た。

今度スイーツショップで食レポをすべきとのこと!

やりますとも。


そうして画集の約束を取り付け街に戻り、お昼を考えていると見覚えのある甲冑の騎士が。

「まさか、貴方って…」

「そうです!あの日助けていただいた騎士のギャラティンと申します!」

どっかの伝説にいたね、そんな名前。


「お久しぶりです、アミナと申します!」

まさかのやっとの自己紹介。

お昼がまだってことでぶらぶらしていたことを伝えると

「町外れにできたラーメン屋を紹介します!」

あるんかい!

ってかこの方角、いつも絵になっているあの10階建て(そろそろビル呼ばわりでいいかな?)の近く。

…看板赤くしてよ…ラーメン屋らしさの証拠だよ…。


そこでお昼にし、お互い身の上話。

あ、注文はわたしが醤油ラーメンで彼が豚骨ラーメン、それぞれ大盛りです。


「あの日、僕は熊退治の任で山に行っていたのですが」

1つ勉強。

この世界、騎士が猟師を兼ねる。

「子グマを一頭狩り、気を良くしていたらもう一頭に気付いてなくて、ボコボコにされ、命からがら逃げて、その果てに…」

わたしの存在、ナイスタイミング!

「それに比べ、わたしはなんと安全な世界にいるのでしょう」

ホントに。

「その安全な場所で何を?」

「絵のモデルです!魔法で体型変えらる場合もアリで」

今デフォルト体型だからお肉は多めだし、何より変更し放題だけど。

そんなこんなでお互いラーメンをバクバクズルズルと。


お互いそれぞれお金を払って店を出た直後、意外な展開が待っていた。


「実は僕、貴女の事、寝ても覚めても忘れられないんです!」

この人ムード意識あるのか食事中を避け…いや待って待って!

「一生をかけて、守らせてください!」

コクられたー!?

ヤバイ、コクられるとか人生初だ。

コクったこともない。


「は、はい!是非お願いします!」

言っちゃったー!

皆を笑顔にすべく絵になっているけど女子としてね!?

脳みそオーバーヒートが原因でその場から大慌てで走り去り、自宅へ。

スマホどころかカメラなんて存在しないこの世界だけど、マスコミはもうちょっと昔からあったはず。

どうかバレませんように!

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