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子供たちと最高の1年を  作者: モフモフ
6/18

二学期スタート

今日から二学期!

1番に来たのは畑崎くんだ。

「先生おはようございますー!彼氏できましたかー?」

「できたないですw」

「ノー彼歴何年?」

「非公開ですw」

やっぱ高学年は恋愛情報が好きだw


始業式。何人か寝てるから起こしたw

始業式が終わって教室にもどる。立って体育館から出ようとしてたら川口くんが爆睡してたw起こして教室に行った。自分も高校の頃終業式で寝て置いていかれて気づけば帰りの会の時間だったw


「改めて二学期もよろしくお願いします!」

今日からもまた楽しい日常が戻ってくる。


初日は午前だけなのでもう下校。

「先生、そういえば伊藤先生のことって本当なんですか?」

伊藤先生の噂は全校生徒に広がってる。猪狩さんと大谷さんが来た。

「うん、まじー」

「やばw」


二学期の主な行事は発表会とバスケのクラスマッチだ。

今月からバスケの練習をする。自分は中学のときはバスケ部で総体で全国大会にいったこともある。ちなみに大学と高校は陸上部だった。

二学期の係なども決め終わり今日からいよいよ本格的に授業開始。


「今日は体育でクラスマッチのバスケの練習するよ」

「バスケー!ウェーイ」

「マジか最悪」

「嫌な人もいると思うけど頑張ってクラスマッチで優勝してください!」

「はーい」


バスケの練習をやり始めて2週間。クラスマッチは1ヶ月後だ。ある日のことだった。職員室にプリントを取りに行って帰ってたら櫻田さんと工藤さんが来た。

「先生、中橋と藤崎が喧嘩してやばいことになってます」

「マジで!?ダッシュで行くわ」

廊下や階段をかけて教室に行くと中橋くんと藤崎くんが喧嘩して殴ったり物を投げ合ったりしてた。


「2人ともちょっと落ち着いて!」

なかなか落ち着かない。次の瞬間だった。藤崎くんが投げようとしたものがガラスに当たって避けようとした中橋くんがぶつかって自分が、割れたガラスに当たった。

その瞬間、教室が静まった。


「痛っ」

「先生大丈夫!?」

「うん…」

いろんなところに破片が刺さって動けない。血がやばい。

谷宮さんがどこかに行こうとした。川口くんが

「お前どこ行くん?」

「隣のクラスの先生呼んでくる!」

こんなに子供たちに迷惑かけて申し訳ない。


隣のクラスの中月先生が来た。

「岩﨑先生大丈夫ですか?」

そう言って中月先生は職員室に電話をかけた。


数分後、救急車が来て病院に運ばれた。


病院に運ばれて手術をすることになった。そして2週間、入院することになった。


手術後、自分が入院する部屋に行って遅めの昼ごはんを食べた。病院の電話に学校から電話がかかってきた。

「はい、岩﨑です」

「岩﨑先生、今、昼休みなんで五島先生がそちらに岩﨑先生のスマホや財布が入ってると思うカバンを持って行ってます。」

「わかりました。ありがとうございます!」


数分後、五島先生が来た。五島 湖晴(このは)先生は伊藤先生の代わりで来た同い年の同じ大学の先生だ。

「ありがとう」

「うん、大丈夫?」

「大丈夫だよ、入院してる間の代わりって誰がしてくれるのか分かる?」

「一応、今日は空いてる先生がやってくれて明日からは今のところ6時間目は低学年の先生がやってくれることになってる」

「わかった」

「じゃあもうすぐで授業だから帰るね」

「オッケー。ありがとう」


スマホに電話がかかってきた。親からだ。親とは高校の時喧嘩をして以来話してない。

「なに?」

「怪我したんでしょ。着替えあんたの家から持って行くから。」

「はぁ!?勝手に入んなよ。」

電話を切った。そういえば親は自分が教員になったことを知らない。

感想と評価待ってます!

次話も読んでください!

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