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子供たちと最高の1年を  作者: モフモフ
13/18

週末

ピピピピ!

スマホのアラームが鳴る。もう朝だ。今日は金曜日頑張る!

やばい。笠原さんいるのに朝ごはん、コンビニのおにぎりしかない。


「おはよーございまぁす」

「おはよー。朝ごはん、コンビニのおにぎりしかないけどいい?」

「全然いいですよー」

朝ごはんを持ってくる。

「いただきまーす!先生っていつ学校行くん?」

「7時20分くらい。笠原さん、学校まで歩いて行ける?」

「うん」

「帰りは学校のすぐ近くの図書館に居てくれる?」

「うん」

「今日は職員会議あるから多分遅くなるから」

「わかったー」


「行ってきまーす!」

「あ!もう行くの?行ってらしゃーい!」

もうすぐ冬休みだ。ノー彼の年末年始って寂しいんだよなw

そろそろ出勤しよう。


学校に着いた。まだ笠原さん着いてないな。歩きだもんな。

「先生おっはよー!」

「びっくりしたーw川島さんと工藤さん早いねー。眠くないの?」

「微妙やw朝の会まではいつも寝てるw」

「全然知らんかったそんなことw」


今日の給食はトマトだ。嫌な顔をしてると

「先生トマト嫌い?」

「うん」

「先生のトマトいっぱいにするねw」

「ちょ…やめろw死んでしまうわw」

結局、普通の人は二個のトマトを三個食べることに…

「手を合わせてください。いただきます」

給食係の一言で給食が始まった。

「トマト食べれる人いる?」

「俺欲しい!」

「岩﨑先生食べてよw」

「先生がトマト嫌いなら先生に譲るわw」

「おい。川口くんwお願い!」


仕方ないからトマトを食べた。

「あっ!先生トマト食べた!」

「……美味しい」

全員の視線が自分にw

(゜∀゜ノノ"☆パチパチパチ★

「奇跡や!」

急に拍手されたw


放課後。

職員会議があるから職員室へ。

うちの学校の職員会議は月に2回で、内容が近所の学校とは変わってて、まず担任を受け持ってる先生が自分のクラスの状況などを発表し、その後行事や学校のことの話し合いになる。会議はいつも17時20分くらいに終わる。

自分のクラスの状況発表の番。

「5年2組では全体的に授業や活動に積極的でクラスもまとまっています。課題は特になく、担任としては子供たちにとってもとてもいいクラスだと思います。」

この発表は、先生方、約計50名の前での発表なので緊張する。

今回は二学期最後の会議で、二学期からの目標、クラス経営などについての会議だった。


仕事が終わり、笠原さんと約束してた図書館へ。

「笠原さん遅くなってゴメンね!」

「あっ!全然大丈夫!」

帰宅した。今日の晩ご飯はカレー。

「いただきまーす」

「笠原さん、土日の昼間はここにいる?」

「午前中と午後は出かけて、夕方は塾があるー」

「わかったー。もうすぐ冬休みだけど家帰らなくていいの?」

「うーん……年末年始はおばあちゃんの家行こうと思うー」

「了解!」


いろいろあった今週も今日で終わり。今週は休日出勤もなさそうだ。

前話、次話も読んでくれたら嬉しいです!

評価や感想など待ってます!

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