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異世界で趣味を満喫する  作者: たかよし
74/75

無念

気づいたら囲まれていた。

あ、ありのまま、今起こった事を話すぜ。


街を発展させるために元の世界でジオラマシリーズ買いまくって、ここで設置しまくって

迷い込んできた冒険者に色々おもてなしして帰していたら


なんぞこれ。

この元エルフの国、全体を日本並に都市化させたら全方位敵だらけ!だらけ!


うーむ、ベルゼくんどうしようか…。

「カエリウチー!」

こいつも壊されて復旧させたら小さいままです。


「エルフの仇ッー!」

「タカヨシを見つけたぞ!!」「「ウォオオオオ!!」」


あーはん、理解したお。

街を駆け抜け、こちらに迫るエルフの大軍。その後ろにはドワーフやら獣人がいっぱいいっぱい。

どうすっかなー…。あ、緑の歩兵や恐竜はどうしたって?

ま、まあ100円だったよね…。聴かないでくれ。

威嚇しかできないだなんて知らなかったんや…。


うーむ、体力もあるからこの身一つで突っ込むのもありだがのう。

でもなぁ…、後ろのローブ着て詠唱してる奴らが気になるんだよなぁ。

「オルァッ!!」

斬撃が来る。半身ずらして逸らす、躱す。

「シッ!!」鋭い、が「ホッ」躱す。


「こいつらがどうなってもいいのか!!」

避けて躱してたら声が聞こえた。

何故か捕まってる三人娘ッええええええええ!?どこへ消えたと思えばなんなんや…。

しかも捕まえてんの…、いつぞやの執事じゃねえか。

「まさかこのようなアーティファクト…。神話級の建物ばかりだとは思いませんでしたよ…」

そう語る執事。

「しかし、これらを全て手に入れ…、亜人も従え、魔王も押さえ…、次の新たなる魔王も決まったも同然です!」

両手をあげて語る執事。

「エルフを壊滅させる事は予想外でしたが、まあいいでしょう。さしたるものではありません」


「ほほーう…」

「おっと?変な動きをされますと、この三人まとめてさよならですよ?」

捕まった三人の首に爪を当てる獣人。執事は手を後ろに組みにこやかに言う。


「むむむっ!どうするか…」

悔しそうに涙ぐむ三人を前に悩む貴義。


ポンッ!

「お、良いこと思いついた!」

ガチャッ


ザシュッ!!

扉を出した瞬間、三人娘の首が飛ぶ。

「よ、よくも殺したなー」

適当な反応と周囲の微妙な空気。

「おかしな動きをしたからですよ…、残念です。殺れ」


彼女達の青い血溜まりの上で切って落とされた闘い。

タカヨシに迫る亜人・魔人の猛攻。



「う、うわあああああああああああ!!」

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