国
~元エルフの国~
「よっほいせっ。おーうさっぱり更地だぜー」
扉から出てきて見た世界は、ついこの間、去った場所。
「何をするんだ?」
ルーファウスが聞いてくる。
「おう、これを使うぜ」
ルームから取り出したのはジオラマ用の家。
「こいつに、魔力をっと…、どうだ」
人が住めるサイズの一軒家ができた。いざ入室。
「水も、電気もガスも使えるな…。魔力なんでもござれか」
「冷蔵庫に食糧がちゃんとあるぞ!」
イーサ、テンション高いな。
「んで、こいつもだ」
ミニカーが大きくなり…。
「インプレッサ!おおおおおお!!いいんすか!?いいんすよね?」
貴義、爆走タイム。ブオオン!ブウウオオオオオン!!
「うえへへ…、こいつはやべえぞ」
気持ち悪い顔です。
30分後
「さ、さてどんどんいくぞ!」
ファミレス、スーパー、コンビニとポンポン出す。
「「「おおお!!」」」
どれもちゃんと機能して、さらに店を出てまた入店すると補充されていた。
「まあ、こんな感じで元エルフの国を貴義の国にしちゃおうかなぁと!どうですかね」
「て、てことは私は王女!?」「正妻は譲らんぞ」「勝負」
「とりあえずは警備配置って事で、じゃんじゃんプラモやらなんやら創っていきますわー。あ、んで難民的な奴らや差別されてそうなのを探してきて欲しいんよ?」
スルースキル
「「「ぶー」」」
さて、協力してくれそうな友人も誘おうかのう…、だが、当面はこのメンバーだけで、後々かな。
「さあ道路のシートもあるから整地してくぞー。ものどもーいけー!」
こんな感じで国創りしてきます。