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異世界で趣味を満喫する  作者: たかよし
65/75

キレる10秒前

と、いうことで!!



「到着!!そして目の前の門デカッ!!」


歩いて1時間ほど、空から見下ろしていた街に来た。空から見ただけだったので街のデカさを見誤っていた…。


「止まれッ!!」

止まる。

「ここはエルフの国だッ!人間が何の用だ!」

エルフの兄さんが聞いてくる。

渡りに船?一応目的地についたみたいだ。

「あー、用は特に無いんだが…、これで入れてもらえんかー」

ガサゴソと取り出したのはランダ砦、グノールから貰ったメダル。



「んん?それは…、!!す、すこし待っていろ!」

駆け出すエルフ。


数分後




「そこの人間、ついて来い…」

警戒心バリバリの先ほどのエルフ、いまいきますたい。

門から入りまして広がる光景。

普通に活気のある商店街、生活感、他の街とあまり変わり無い…、住人を除けば。

耳がながーいですエルフさんですね。

そして視線がやばい、異種族の洗礼ですかそうですかっ!



着きました、白と緑が良い感じにマッチしたお城へ。

「ここから先、失礼の無いようにな」

良いエルフさん、忠告ありがとう。


通された部屋、自然が調和してイオン胸いっぱいです。

「ようこそ…、ここはエルフの国、エルフが住み、治める…場所…」


なんだ、この美貌?白い肌で、金髪!!良い声!


「ハイエルフのトーリスです。改めましてこんにちは?」

ふぉおおおふぉふぉおふぉふぉ!


「初めまして、人間のタカヨシです。こんな綺麗な方に会えるとは思いませんでした」キリッ


「あら、お上手ですこと…」

手を口にあて笑う姿が良いですね!




「ですが、人間が居て良いとこでは無いのですよ…」

【マジックスポイラー】【ゴールドバインド】


「なっ!?」

何か力が抜ける、そして両手両足が拘束ガッチリでぇす。



「何故、あなたのようなモノがコレを持っているのかわかりませんが…、とりあえず回収させてもらいますね?」

困りましたと言わんばかーりな顔でメダルを奪われる。



イライラが溜まってきてます。

さっきの魔王だが執事だか、エルフだか知らんが

ここんとこどうもイラつかせてくるな。


「あ、これも念のためやっておきましょう!」

【マジックブレイク】【アイテムブレイク】

このクソエルフ、なんかしやがった。



パキッパキッ…。



懐から壊れたプラモやらなんやらが飛び出る。

「はっ?」

ワイズマン、デッドエンド、アポカリプス、ウルフ隊、三匹…。

その他もろもろが崩れ落ちていた…。



「お、お前!!こ、これをッ!!せっかく!!」

あかん、もうあかん


「あら?ゴミかしら?」

クソエルフが壊れたアポカリプスを持って眺める。

そして落として踏みつぶした。


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