魔物の群れ
「よっこらしょういちっと」
こんにちは、今日は○○動物公園に来ています。
今日はなんと…、魔物の大軍が目の前にきています!
ランダ砦を出て1日、途中ルームでウルフ隊、リーネや3匹と遊んで風呂って飯って、いざ出発…、なんとなく歩いてたら…。
大量の魔物がっ!大地にっ!おりましてっ!
「実験たーいむ…」
崖の上から魔物の大軍を見下ろす。うーむ、悪役感。
「フハハハー!それじゃあっ!いってみようっ!発動!」
【びっくり箱】
※何が起きるかわからない!
「そぉーい!」
貴義は目の前に出現したびっくり箱を魔物の大軍へ投げ入れた。
周囲にいた魔物たちは『?』
突如現れた箱に困惑する。
箱が光る。
パァッアアアアアッ!!
近くにいた魔物達が浮かび上がる。
『グオッ!?』『ガルルッ!?』『オオオッ!?』
静かに浮上、浮上、浮上
米粒のように小さく消えていく。
そして箱が消えた。周囲の魔物たちは消えた魔物を少し探す素振りをして、また前進していった。
「うーん、しょぼいな…20体ほどお空に行っただけか…、ん?」
空から何か落ちてくる。
「隕石か?」
違う、あれは先程とばされた魔物だ…。
パンッ!パンッ!、パンッ!
ご気味よく地面に魔物がうちつけられる。
破裂してるがな。
「たしかに、近くにいたらびっくりしちゃうな!」
死ぬほどね。
さあ、まだまだ面白そうなのがあるぞー!
これとか、どうかな。
懐から取り出したのは、3本のダーツ。
構えて、ポイッ!
「第一投、投げました!」
投げられたダーツは加速し、魔物の群れへと向かっていく。
ドッゴオオオオオオオッン!!
「なーにこれ、やっべぇー」
通過していく時に、数百の魔物を巻き込み、着弾時にクレーターを作っていた。
魔物が一斉に俺を睨む。
「あっ、バレた」