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異世界で趣味を満喫する  作者: たかよし
41/75

ルームにて

アットホームに帰宅


ベルゼブブにはサイズをフィギュア並に小さくなってもらう。



「たらいまーっと」



とてとてーっ


「お帰りなさい!ご主人様!」


可愛らしい声で走ってくるのはあのリーナ


目のやり場に困る。


部屋の隅から申し訳なさそうにウルフリーダーと3匹

シュールだな。


「ア、アノ、陛下…」

「ぐ、ぐひゅるーん…」

「…がぼ…」

「ぎゅぅぅん…」

面白いな



「んあー、特に問題ないぞー面白かったしな」

タイミング的にな



そんなこんなで家族会議


「えー、みんなの創造主、たかよしだよー☆」




シーーーン



えっ、だめ?


「ウオオオオ!!陛下ーー!」「ぎゅるうううん!!」「ぐひゅるるるるるふ…!!」「ご主人様ー!」




タメかいっ!!




「まあ、皆これでも食べて…と」

腹減ったんで料理展開

中華で満漢全席!!料理スキル全開で作りました!!



「ウ、ウマイ…ウマイ…ウマイ」「ガッ、ガッ、ガッ」「おいしーですぅー!」

美味しそうに食べてるな


ウルフリーダー、お前それどうやって食べてんだ

フルフェイスヘルメットの隙間から吸い込んでる様にみえるんだけど…

他の部下たちも同じように隙間から吸い込んでるな…




「ふぅー、食った食った…あ、すまんな後片付けさせて」


「いえいえー、ご主人様にそんな事させられませんよー!ご飯まで頂いちゃってますし!」

手際良い、そして後ろ姿がそそるな




しかーーし!ラブコメなんて期待しない!

苦節18年、色恋などとうに捨てたっ!



昔から女子に近付けばキモいと言われっ…、歩けばストーカー扱い!

少し良い感じになって告白したら勘違い乙…!



愛などいらぬっ!!



はぁ…ま、いいや

風呂へ行こう…



貴義は風呂に入って、さっさと布団へ寝入った



翌日


「んがー…、おはようざんす…」

貴義起床


今日も適当に頑張りますかね…



そう思い、貴義はルームから出た。








~デュール王国、王宮~


「おっす!おら国王!いっちょ死んでみっか!」

国王ガレーラ、時すでに遅し


「はいはい、王様!帰ってきてください!」

報告に来た密偵に起こされる



「ハッ!?んんっ…、何かあったのか」

意識を取り戻した国王



「ですから…」

そう言って密偵は報告書を読み上げる


タカヨシ、闇ギルドから手配書


同じく、エルフの国から手配書


【タカヨシ、彼を見つけた、捕まえた者には10万バル】

ご丁寧にも似顔絵も




「        えっ」

国王の虚しい声が響く



「調べた所、闇ギルドは完璧な逆恨みですね…」

アイテム奪われそうな所を返り討ち



「エルフは…、奴隷解放のためと…、タカヨシ殿はいつどこで誰を奴隷にしたんですかね」

優秀な密偵である。



「じゃ、じゃあ…とりあえず、タカヨシ殿を呼んで聞いてみるかのう…」

瀕死の国王、良い判断。


「御意」


これより、タカヨシを誰が捕まえるか

各陣営によるチキンレースが始まる…はず






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