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財宝
光が貴義の眼を襲う
「うおっ、まぶすい…」
貴義の情けない言葉とともに光が収まる
「うおおおおおおなんですかこれはあああああっ!!」
目の前には金銀財宝?がてんこ盛りに置かれてあり、あふれかえっていた。
そしてその財宝の真ん中に
申し訳程度に机があった。
「作業部屋、クリエイティブしちゃえるルームでぇすねえ…」
若干興奮気味
「でも、でもなぁ…、何作るか」
おもむろのその辺の綺麗な石を取った
<オリハルコン S+>
頭に浮かぶ
「」
思わず固まる貴義。
「そっかーオリハルコンかーそっかー…」
この部屋ヤバい、そう思い他の石も触っていく
<ミスリル S> <ダマスカス鋼 SS> <ヒヒイロカネ S>
「ちょいちょいちょおおおおおい!!」
ゲームではよくみかけたなーと意識を失いそうになる。
他にも多分、いや相当ヤバい武器や
宝石類が多々あり、小心者の貴義には刺激が強すぎたのであった。
目の前に置かれたらうれしいけど距離置きたい