エルフ
やってきましたとある草原
「いやー、クリストフの顔面白かったなー!最後の叫びなんて主演男優賞だろ」
闇ギルドから抜け出して草原を歩きながら思い出し笑い
「移動めんどくせぇな…」
ルームからとあるモノを取り出す
「出ろ!ベルゼブブッ!」
カッと光ると
草原の上に黒い呪文陣が拡がる
ーーーダレダ、ワレヲ、ヨブモノハーーー
おいたんでーす。
ーーークククッ、キサマノヨウナ、ザコガ、カ?ーーー
は?
貴義は黒い呪文陣に手を突っ込む
「おい」
ズルゥゥウウッ!
呪文陣から蝿の頭のようなモノが貴義に鷲掴みされ出てくる
ーーーエッーーー
そして全体が顕になる
蝿、しかし大きさが違う…、全長4m程の蝿
ガッ!ガッ!ガッ!
「てめぇはっ、俺がっ!200円で獲ったプライズだろうがっ!!」
「エッ、チョッ!?ッスンマヘ!?」
貴義にボコボコにされる大きな蝿
数分後
多分、それがベルゼブブにとっての正座
羽もシ
「イヤ、ホント…スンマセンデシタッァアーーー!」
蝿が泣く
一応、悪魔の中でも相当
いや、魔王です
「次、ヘマしたら箱に詰めて本社に送り返すからな」
悪魔が笑う
※貴義です。
「イヤ、モー、ジョウダンデスッテ、ブブブッ!」
冷や汗が半端ないベルゼブブ
「とりあえず乗せてもらうぞ」
「ドウゾドウゾ!」
快適な空の旅なう
「どこいくかなー…」
「アッ、人里アリマスヨ!」
悩んでるところでベルゼブブが教えてくれた。
「んじゃ、行ってみようかねぇ、ベル頼むー」
「アイサー」
ブブブッーん
「と、止まれぇえええ!!」
なんかが叫んでいるので止まる
「きっ、きさま!エルフの村になんの用だ!」
お、良いおっぱい
「無礼ダゾ、小娘」
ベルゼブブの威圧が飛ぶ
「ピィっ!?」
そして気絶…おい、辞めろ…私頑張りましたって顔するなベル…
「うーむ、どうするかな…おっぱい触っておくか…」
捨てがたい
「マールッ!!大丈夫かっ!?マールッ!!
なんか仲間っぽいいのがやってきたぞ…厄介が楽しく徒党を組んできたかな?
「貴様っ!マールに何をしやがった!!」
なんもしとらんがな
「クックックッ…それはな…」
悪役っぽく
「なんもしてないです」(低音)
聞いてきたエルフ男がずっこける
意外とノリがいいな
「使い魔とぶらぶらしてたら声かけられたんで…」
「嘘をつくなっ!ここをエルフの村だと知って来たんだろっ!人間め!」
「いや、ですから、あのね」
「おい!皆!来てくれー!人間が攻めてきたっ!!」
勘違いが連鎖するぜー