カオスなドラゴン
GOGYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!
いやー、かっこよすぎだろー!と一人だけ興奮状態
護衛中のタイル、商人サンド
生き残った盗賊
彼らは違った
黒く光る鱗、こちらを射抜かんとする二つの赤い眼
バッサバサとしなる羽
神話やおとぎ話にしかいないドラゴンが彼らの前に降り立った
「よーしカオスドラゴンいってみよー!」
おk、まかせとけ
そんな感じで盗賊集団へ突っ込んでいった
数分後~
GYAAAAAAAAA!!
役目は果たした、と叫ぶように空へ帰っていった…
「おつかれー」
盗賊、全滅してもうた…大丈夫だよね!
「終わりましたよー…」
「「」」
サンドさん、タイルさん気絶しとるーーーー!?
「あれ…私は…、ヒッ…!」
まずはサンドさん起床、俺の顔みて何故ビビる
「あ、あのー、盗賊倒しましたけど…」
「ま、まことに申し訳ありませんでしっしたあッ!!」
ものすごい綺麗な土下座
「え、あの、なにか…」
「どどどうぞ!籠内でゆゆゆっくりしてくだだしあし!!」
後半もう言えて無い
「」
タイルさんまだ復帰できず
そんなびくびくした空気の中、夜は過ぎていった
※タイルさんが起きるまで、サンドさんが馬車担当してくれました