潜入の定義
「ここにきっちり160万バルって書いてあるだろがっ!!」
そう言って男は店で暴れ始めた
「そ、それは返しただろ!!」
店主のおっさんが言う
「利息、利息だよ…わかんないかなー、借りたらそれの上乗せをださないとぉ、あ、そういえば可愛い娘さん居ましたよねぇ…」
ほうほうお兄さんノッてきましたねえ
「そ、それだけは勘弁してくれ!ちゃんと、ちゃんと返すから!」
土下座
だんだんイライラしてくる
「それじゃ…、明後日までに用意してくれます?まあ無理でしょうねえ!」
男は帰っていった
「ちくしょう!ちきしょう!!」
そう言って夫婦で泣いている
「おふたりさん♪」
貴義は近づく
「えっ…」
泣き顔の夫婦に宝石を一つ与えた
~ドンマークの宮殿~
「ひょっひょっひょっ!美女に囲まれて飲む酒はうまいのう…、そうは思わんかねぇ?」
肥えた豚が喚く
「ええ、そうですねぇ、あ、例の満腹亭の件…、進めておきましたよ」
借金取りの男が微笑み伝える
「おお!そうかそうか!金も娘も土地も獲れて万々歳!」
~ドンマークの一室にて~
「おお、これも貰っとくか!、ほへー、利権書かな?まあ貰っとくか、満腹亭のもあるじゃん!」
貴義、絶賛暗躍中
いそいそっと
おろ、あそこにいる奴、さっきの男やん
へー、おもそう…
「ちわー、みか○屋ですー」