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騎士フィール
「…であるので、タカヨシ殿には王宮騎士へと!」
プラモ作りたいなぁ
「…ですが!こやつは平民で!」
あー、配色どないにしようか…
「…ならば試合をさせて」
うーむ、バイオタイラントの次か…でも異世界やしなぁ…
「…ではタカヨシ殿、それでいいかね?」
あ、ルームでなんか作ればいいか…
「あ、はい…え、」
場所は変わって王宮訓練場控室
「ハッ、次の試合は外から来た平民だって?んでそいつと親善試合だ?」
青い髪を揺らしながらレイピアだろう武器を回す
「随分と舐められたもんだな、この王宮騎士の3番隊隊長がっ、と」
自主訓練をしながら部下の報告を受け答える男
「ですが、国王からの推薦です。甘く見ない方が良いかと、フィール隊長」
「まあサクッと終わらせて、デートだ」
汗を拭きながら流し目で待機場にいる女性たちを見る
「「「きゃー!フィールさまー!」」」
~闘技場~
「それではこれより、試合を始める!両者、位置へ!」
進行役から声がかかる
「よろしくー」
ぽやっと話しかける貴義
「オイオイ、貴族の子豚ちゃんみてえだなぁ」
貴義を初めて見て笑うフィール
「試合開始ッぃ!」