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猫と私の奮闘記?  作者: はこむっこ
9/11

遊びという名の故郷のはなし

遊んでないし 話してもないぞ!


猫のせいで 遊ぶことになった私



遊ぶといっても

することがなく話してるだけなんだけど猫の話は面白い


景色がきれいな場所とか他の猫の恥ずかしい話とか

近所の噂とか………





『ねぇ こきょう って何?』

「`こきょう?'」


えっ? こきょう?


『公園でおばさんたちが話してるのきいたんだ こきょう が恋しいとかどうとか』


あぁ そういう事か


「故郷は自分が生まれ育った場所だよ」

『へぇ~ ご主人の故郷は何処なの?』

「私の故郷は此所 この一人暮らしのアパート」

『生まれ育った場所でしょ?お母さんやお父さんは?』



「…………そういえば アンタの 故郷は?」

『知らないけど』

「いやさっき言ったじゃない 自分が生まれ育った場所だよ?普通覚えてるでしょ?」

『知らない』

「えっじゃあいったいどっから来たの?」


そういえば 宅配できた時 送り主も住所も書いてなかったな


『僕 こきょう ないの?』


あっ 声が弱弱しい

こういう時だけかわいいんだよなぁ


「よし じゃあアンタの故郷は私と一緒でこのアパートよ」

『わーい こきょうができた』


喜んじゃって単純でかわいいなぁ

そこら辺 破りまわって


『わーい わーい』[ばりばり ばりばり]


ん? 破りまわって?


「ちょっと!部屋のカーテン引っ掻くな!!」



カーテンがぼろぼろになりました… 夕日がまぶしいなぁ…


猫を喜ばすのは程々にしようと思った そんな1日

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