ついに明かされる過去?
主人公には暗い過去がつきものなのだ!
猫が 喜んでカーテンを引っ掻いてやぶっていたあの日…
『お母さんとお父さんは?』
あの時 私はその話を聞き流した
聞いて欲しくなかった 思い出したくなかった
そう 私は捨てられた子だった
どうやら私は生まれてすぐ ダンボールに入れられて道端に捨て猫のように置いて行かれたらしい
もし あの時 今の母と父が拾ってくれなかたら 私は死んでいただろう
今 思えば 私がアイツを飼おうとしたのは
ダンボールに捨てられた自分と重ね合わせたせいだったのかもしれない
このアパートを故郷といったのは 別に今の母と父の家が嫌だからじゃない
2人は私と一緒に住む事を歓迎してくれたけど血も繋がってない私が入る事によって
他の人から 何か言われたりするんじゃないの?
って 思ったからこのアパートで1人で住むことにした
最初食事とかは 母や近所の人が毎日持って来てくれたりした
中学生からは自分で料理を作り始めた
ずっと この家で過ごしてきた もちろんこれからも変わらず過ごす
「だから私の故郷は このアパート」
『いい話だね ご主人にそんな過去があったんだ』
猫は大泣きしていた…
「だったら 良かったんだけどね」
『ぐすっ えっ?』
「そんなの作り話に決まってるでしょ私は普通に育ったよ
お母さんもお父さんも血が繋がってるし捨てられた記憶もなにもないよ」
『エェェ!!!!』
「いや こういう話ではシリアスがつきものだと思って話はじめたのが思いのほか想像豊かに表現したらこうなっちゃった」
『感動を返せ いますぐに』
何 アイツあんな驚いてるの?
まさか 本気で信じてたとか…………
「ふふふふ」
『笑うな 笑うな! 僕の感動返せ!!』
なるほど猫はこういう話が苦手なんだ
なんか いい事知ってしまった
実は猫が感動系に弱いと意外な弱点を知ってしまったそんな1日




