1/11
プロローグ
私は訳あって一人暮らし中の高校生です
一人暮らしすることには慣れましたが、一人でいることはハッキリ言ってしまえば寂しいです
しかしそんなある日私に家族ができました
家族といってもそいつは猫だけど、ただの猫じゃありませんでした
なぜかある日宅配便で来て、開けた中にはそいつがいて
さらに
『お世話になります』
と、しゃべるのです
普通なら気味悪がるものなのですが、寂しかった私はそいつを飼うことにしたのです
―これは そんなしゃべる猫と私の日常(という名のギャグ)をつづったお話です―