2-2 オンラインゲーム『ラース』2
「そうそう。それもアプデで宝箱のレアアイテムが出やすくなったとこ行こうよ。」
「でも、、ゆうがいるなら出やすくなったといってもゼロでしょ。」
「うっ。」
ゆうがいると宝箱は最低アイテム、フロワボスは激強のレアモンスター、歩いてるだけではしごが落ってきたり財布を取られたり。とにかく運が悪い男なのだ。
ただ、それが良かったこともある。宝箱の最低アイテムが出る確率10000/1。それを引いても何も役に立たない糸だと思っていたものがなんと切れることのない優れモノだったのだ。そのことを知った冒険者達はここぞとして行ったがそもそも冗談で言ったんじゃくらいの低確率。宝箱の出現率が2つと少ないダンジョンだったので労働に見合わないといってみんなやめていった。だが、私達はゆうの運で30もの糸を持っていけた。
そし売った資金を元に強くしていったからこそこんなにもすごくなったのだ。
「まあ、普通に8級ダンジョンでいいじゃん。それか10級のところで消費したやつとか集める?」
「宝箱のレアアイテムはなしの前提?まあ10級ダンジョンで出た貴重アイテムとか売って消費したやつとか買うか。」
自分でも自覚はあったからなのか冗談を冗談で返している。
「了解。」
こんにちは。新人小説家、星街ゆうです。
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