2-1 オンラインゲーム『ラース』1
その成人式がきっかけでよく連絡を取るようになり、1週間に1回ほど有名なオンラインゲーム『ラース』で遊ぶようになった。
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「あー疲れたー。」
そのままソファーに倒れ込んだ。急に今日は水曜日だったことを思い出して急いで起き上がった。水曜日はゆうと一緒に『ラース』をやる日と勝手に決まっていた。そういえば昔も約束してないのに一緒に帰るのがお決まりみたいになっていて二人だけで帰っていると冷やかされたな〜。こういう回想をしながらでも手は勝手に動いた。パソコンの前にはパンとゲーム用のコントローラーがいつも道理用意されていた。
パソコンを立ち上げて『ラース』に入ってみるとお便りが来ていた。なんだか1ヶ月後にメンテナンスをやるみたい。そして現にゆうが入っていた。
「よう、遅かったじゃないか。なんかトラブルでもあった?」
「いや、少し買い物してから帰ってきた。」
「そっか。今回はどこ行く?8級ダンジョンとか?」
「いいね。前は最上級ダンジョン10級行ったもんね。」
実はこの二人のコンビゲーム内では有名なパーティーだったのだ。5本指に数えられる腕であまり現れないことで有名らしい。ゲームやってる時も知らない人に声掛けられたりもする。
こんにちは。新人小説家、星街ゆうです。
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