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宇宙からみたアイドル  作者: Dのようなデジタルペン
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夢を語る

そして多恵子も歌を合わせる。そして曲と歌が終わると、客の反応は思いのほか、良かったのであった。


そして拍手と声援を受ける2人のアイドルは、感想を伝えると、今日の出来事を一生の思い出にしたいと言うのであった。


「今日は私たちのデビューに付き合って頂いてありがとうございます。これからもアイドル名ウィクシーに応援をお願いします。

いや本当に、私たちの記念日になったよね」


 そして多恵子と園子のトークが始まった。残り時間を客のアピールに使うと、今日のライブは終わるのであった。


「ありがとー。ウィクシー万歳」


 そして客による応援が始まったのであった。多恵子と園子が手を振って会場を出ると、声援はまだ続いていた。


「キャッホー、やった。まさかとは思っていなかったけれど、こんなに反応がいいなんて、完全に予想外。どう多恵子、今日の感想は?」


相棒の園子が喜んでいた。観客の反応が良かったのが正直に嬉しかったので、本音を語っていた。多恵子はどうせならば、もっと観客のいる所でライブがやれないかなと思っていたようであるが、園子の方はもっとでっかい目標を語りたいと思っていたのであった。


「そうよ、夢はもっと大きく、メジャーデビュー、そうよ、メジャー目指さない? 多恵子、一緒にやろうよお願い」


 夢はでっかくメジャーデビューと話す園子であった。興奮する多恵子であるが、一緒にその夢を実現させてみたいと思ったのも正直な話しである。関係者に挨拶をして、その場を退散すると、今日の思い出を振り返るのであった。


今日の反応を見て、もしかしたら自分たちやれるのでは? と一瞬感じた園子である。それは多恵子にも想いが通じたのか、夢を実現させるべく、行動を開始してみようかという気持ちになるのである。


「やろうよ、その夢叶えてみない? 別に地元がどうとかじゃなく、夢を叶えるという意味で」


 園子が本気で夢を叶えてみようと思ったその時、多恵子にはアイドル魂みたいなのが、頭に浮かんだようである。多恵子はテレビをあまりよく見ないので、アイドルのイメージは漠然とした感じしかなかったのだ。


「鉄は熱いうちに打てって言うじゃない。後は行動に移るだけよ。そうそう」


 園子は安心してそう言うのであった。

読んで頂きありがとうございます。

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