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宇宙からみたアイドル  作者: Dのようなデジタルペン
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アイドル活動の始まり

その日、地方のアイドルイベント会が行われた。高校を卒業した多恵子は、アイドルになるのが夢だった。

中学からレッスンの活動をしていた多恵子は、ネット上で活動などもしていた。


 その日の地方のアイドルイベント会場では客が2人しか参加していなかった。地方の県庁所在地とはいえ、たった2人の客でも、全力を出す多恵子であったが、内心ではぼやきたくもあったが、夢がメジャーになり、海外デビューもしたいとあったので、地方の講演は内心、心外の部分もあったのである。


自分も都会に行って、育成枠に入りたかったというのが本音だったようだ。


「皆さん、今日は私たちのために参加していただきありがとうございます。今日が私たちの初めてのデビューですが、メジャーになれるよう、頑張っていきたいと思います。それでは聞いて下さい、『宇宙からみたアイドル』」


 アイドルの相棒である、園子が歌うと、多恵子はダンスを踊るのであった。

読んで頂きありがとうございます。

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