死神先生と呼ばないで

主人公は死神の少女…!?

彼女は上司から地獄から亡者が“なぜか”現世に溢れていると知らされ地上へ調査に出るよう密命を受けた。

ネオン煌めく不夜城──東京。

そこに一人の死神が舞い降りる…。

そんな折──とある少年と邂逅を果たす。
それは…生者でありながら、亡者(浮遊霊)を友、と呼ぶ風変わりな少年で──!?

少年に“死神”の素質を見出だした死神の少女は少年を現地協力者として教育する事に──

『だから、死神先生ど呼ばないでよ！…バレたらどうするつもり？』
『くっくっくっ…そいつは悪かった。だけどな～？誰も信じねぇと思うぞ？俺は』
『“人間”にはどう思われても良いの…！
──知られて不味いのは、生者に化けた亡者よ、分かっているでしょう？』
『…ハイハイ、分かったよ。“死神先生”？』

…。

最初は一人、段々と“現地協力者”は増えて行き──気が付けば非常勤高校の教師となっていた死神少女の話。