【キャラクター紹介】
※掲載した美麗なイラストは全て「西かはづ」さん(https://twitter.com/kahadu3)が描いてくださったものです。
感謝……!
○主人公:トーゴ(昭島透吾)
根暗な男子高校生。
自分の将来への不安に駆られて、引きこもりの妹・冬子を刺してしまう。
その瞬間から、彼の人生は大きく変わった。
【冬寂騎士団】
各地を転々としながら、はぐれ魔術師を狩る流浪の騎士団。
(この世界における騎士団は基本的に「赤・青・黒・白」の四人で構成される)
○白の騎士、ヴィバリー
細身の刺剣を操る、冬寂騎士団のリーダー。黒髪に鋭い目をした女騎士。
物腰は落ち着いているが、性格は冷徹でしばしば人を人とも思わない行動をとる。
異世界で路頭に迷っていた透吾を保護し、騎士団に誘う。
戦闘中は口調が変わる。
○青の騎士、アンナ
豪腕で大きなメイスを振り回す、大柄な金髪の女騎士。
情に厚く、素朴でおおざっぱな性格。
魔獣に家族を殺されて以来、武器を取り戦いに身を置いている。
ヴィバリーとは付き合いが長く、打ち解けた仲である。
○赤の騎士、ユージーン
性別不詳の無口な少年or少女。
小柄な体に似合わぬ怪力を持ち、身の丈ほどの強弓をたやすく操る。
野生児であり、なついたアンナの周りをちょろちょろと駆け回っている。
【魔術師たち】
○流言師キスティニー
神出鬼没の女魔術師。エキセントリックな言動で透吾を惑わす。
瞬間移動の魔術を使い、どこにでも現れる。
○腐肉治癒師サヴラダルナ
目覚めた透吾が最初に出会った魔術師。
命の魔術を研究し、人の生き死にを操る。
○孤独なる者フードゥーディ
鴉の街オーランドの地下に潜む魔術師。
物体にかりそめの命を宿すことができる。
○知り得るを識るイクシビエド(魔導師)
この世界を分割統治する最上位の魔術師、「魔導師」たちの一人。
知識の魔術を究めた魔術師であり、広大な領地で起きるすべての出来事を常に把握している。
○湖上の霧ローエングリン
神秘の種族「エルフ」の魔術騎士。
魔術師を狩る騎士でありながら、自らも魔術師であるという稀有な存在。
霧に溶けて姿を消し、死角から瞬時に現れて敵を仕留める。
○終わりなき夜のコララディ
透吾が夢の中で出会った謎の幼女。透吾を「ワンちゃん」と呼ぶ。
○フユコ
透吾と時期を同じくして、この世界に現れた謎の魔術師。
何を目的とし、どんな魔術を用いるのか、一切が不明。
【月光騎士団】
南方にあるというエルフたちの千年王国から派遣された騎士団。
王国の裏切り者を追っている。
○青白の騎士、ガートルード
傲岸不遜なエルフの騎士。武力の「青」と統率の「白」を兼任する。
王族の一人でありながら、類い稀な戦闘能力で騎士団を率いる。
大きな曲剣を軽々と振るい、負傷を全く恐れない異様な戦い方をする。
○偏愛術師ジェミノクイス
ガートルードに付き従う魔術師。
ガートルードを崇拝し、この世でただ一人、彼女のためだけに魔術を使う。
○黒の騎士、ウィーゼル
髭面のやさぐれた騎士。刀に似た和風の剣を使う。
普段はガートルードを横で諌めるが、内心思うところはあるようだ。
ローエングリンと因縁がある。
○赤の騎士、カナリヤ
緑の髪の謎めいた少女。ぶっきらぼうで口数は多くない。
刃のついたヨーヨーのような奇妙な飛び道具を使う。
その体には何か秘密があるようだ。