表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
*暇人勇者*〜つまらないので異世界へ〜  作者: 霧野おしる子
第1章 異世界から異世界
4/5

第3話*ゴリメッティ*

短めの話と設定です


ぜひとも読んでくださいな


俺は今見た目は男、頭脳...いや中身は女であるらしい人と林檎っポイ香りのするお茶を飲んでいた。


異様に喉が乾く。



「...んもう〜、そんなに脅えないでよ〜。傷ついちゃうわぁ 」



「あ、すんません。予想外過ぎて...」



「まあ、ワタシと初対面の人は大体そうなるし、好みの顔だし、許してア・ゲ・ル♡」



ツンっと額をつつかれた。

その攻撃はどんな鎧を着ていてもどんな盾を持っていても防げなかった気がする。




どうしてこんな状況にあるかと言うと





――― 5分程前




俺はめちゃくちゃ睫毛の長い大女男オカマと対峙している。



「初めましてぇ〜、ワタシ今年からここの一年生になるルイゴス・ゴリメッティって言うの、ルイスって呼んで♡」



「.........はっ!初めまして同じく新入生の黒木クロキ勇人ハヤトと申すものでごさいまする!」



ございまするじゃねェよ。

緊張のあまり何言ってるか分かんなくなったな。



だが名は体をあらわすって本当なんだな。名前もゴリゴリだよ。

ゴリちゃんって呼びたいな。

だってさ、(見た目が)ルイスでは無いし。

ゴリメッティって素晴らしい響きだよ。うん。



「ハヤト君ね?変わった名前だわ〜。よろしく!」



「はひょっ!よろしくお願いします」



ゴリちゃんの事ばっかり考えてたから返事がキモくなってしまった。



「はひょって!んもう、かわいいわねぇ〜。あ、そうだまだ入学式には早いし2人の出会いを記念してお茶でも飲みましょ〜?」



「い、いえ...あの俺は結構で...」



「あ゛あ゛ん?」



「いや、頂きます!」


ひぇ〜。どうしてこうも異世界の人間は食い気味の奴が多いんだ。



―――こうしてすごまれた結果今に至る



そして俺は今覚悟を決めている。

今後の学園生活はこれで決まると言っても過言ではない。



そうだ、深呼吸だ。


すぅ...ハァ...。



落ち着くにはこれが1番。

よし、言うぞ。言うぞ。



「あの、ゴリメッティさん...」



「...ん?やだぁ、ルイスって呼んでって...」



「ゴリちゃんって呼んでいいすか!」



『くだらねー覚悟だな』そう思うのも無理わない。しか ――― し!

俺はこの場でゴリちゃんにゴリちゃんというあだ名の許可を貰わなくてはこのままずっとゴリちゃんの恐怖で自由に身動きできなくなってしまう!


そんな訳にはいかない!俺だって学園系楽しみたいしゴリちゃんとも仲良くなりたいのだ!ルームメイトだしね!



頼む!ゴリちゃんいや、ルイゴス・ゴリメッティ!俺に力をー

!じゃない。俺に許可を ―――!


「......あら、ちゃん付け?可愛いじゃなのよ!いいわよ〜。ゴリちゃんって呼んで♡ワタシはハヤトって呼ぶわね。あと同級生になるんだし敬語は要らないわよ?」



っしゃきた ―――!!

意外とあっさりだな。


この学園での第一試練クリアァ!

学園生活も安泰だ!





このまま終わればいいものを『勇者』はいらないことをする。



「ゴリちゃん!心の友よ!これから仲良くしてくれ!」



と、俺は両手を広げた。

感極まって広げただけだ。



「あら!ハヤト!ハグ?喜んで♡」



「え...、いや、ちょ...」




ゴキィィ!



―――――――――――――――




ハヤトは正常な肋骨を失ったが友情を手に入れた







――― 各設定


モンスターのランク

GSグランドエス≫SS>S≫A+>A>A->B+>B>B->C>D>E>Fと存在する。

GSグランドエスは基本SSが合体したもの。例外あり。

SS以上になると特定の称号をもつ。

ex.「蒼き不死鳥」ランクSS称号獣神

SS以上になると喋れる者もいる


武器のランク

GS以外はモンスターのランクと同様。

基本属性はなくて、「スフェラ」という属性をもつ装飾品をセットする事で属性をもつ。S以上は2つ、A+以下の武器は1つセット可。例外あり。


アイテム

GSはない。それ以下はモンスターのランクと同じ。



種族

人間族、獣人族、魔物族、精霊族

の四つの種族があるが、獣人族と魔物族は細分化されるためその細分化された種族で名乗る者が多い。

ex.半魚人→魚人族(獣人族)

モンスターは種族には含まれない

モンスターのような見た目の魔物族は存在する。魔物族は主に人形。

例外あり。



学園の武器はちょっとかわってる


武器

全員シルバーバングルを使う。

シルバーバングルからつけてる本人にあった武器が1〜3個出てくる。(その武器のランクは上記のもの)そしてその武器にはシルバーバングルについているスフェラがランクに応じた数を状況に応じて組み合わせて使える。

無属性のスフェラは希だが独特の攻撃方法を持つという。まだ解明されておらず、謎の多い属性。



変わるかもしれないけど大体こんな感じ。






設定分かりにくい所や誤字などありましたら

ご指摘いただけると嬉しいなあ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ