フラワーズの身体測定?(前編)
お久しぶりです。上裂麻織です。
今回は、二部に分けて投稿します。
では、本編を。
「はぁ・・・」
「どーしたの由梨。ため息なんかついてさ」
「いいですよねー。咲良さんは」
「???」
珍しく由梨がため息をついたかと思えば、ジト目で見られた。
・・・なんかしたっけ?
「だって・・・身体測定ですよ!?しかも明日!」
「「あぁー」」
「それがどうしたの?」
いまいち言いたいことがわからない。
「咲良、スタイルいいもんね」
苦笑しながら花菜が言ってきた。
容姿端麗・頭脳明晰・成績優秀・品行方正と、四拍子揃った人に言われてもなぁ。
「そうよね。どうしたらそんな体になるのかしら」
「菜音羽(菜音、菜音さん)にだけは言われたくない!」
「うにゃあ!?」
本当に。嫌味じゃないのはわかるけど、ちょっとイラっと来る。
「ま、菜音羽の場合はスタイルだけだけどね」
「花菜酷い!?」
「残念美人って、現実にいるんだね」
「咲良!?」
小説の中だけだと思ってたからびっくりだよ。
「天は二物を与えないって、本当のことだったんですねぇ」
「由梨!?っと、いつも通りだね?」
菜音も耐性がついてきたね。
というか、二人の間に火花が見えるのは目の錯覚カナ?
「まぁとりあえず、イラついたので菜音さんをボコる(精神的に)ということで」
「「了解!」」
うん。物理はダメだけど、精神的ならいつものことだし、イイよね?
ということで、キリが良いのか悪いのかよく分からないところで切っております。
次回は少し長めの投稿になります。
好評、批評等のコメントお待ちしております。