表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/29

落とし物→ティータイム

時間が過ぎるというのは結構早い。

気づけば明日は初登校日。

皆様日々いかがお過ごしでしょうか?

(俺はここに来て妹ちゃん達に振り回されっぱなしです)


「はい文香❤あ~ん❤」

「あ~ん❤美味し~❤」


(そして目の前で繰り広げられる甘い光景・・・このコーヒー甘さが倍増してね?)

リビングで文香さん達とティータイム。

コーヒーのいい香りが心を落ち着かせる・・・。

バンッ!!

勢いよくドアが開かれる。


「ただいま~!!」


また心が暴れだしたようだ・・・。


「あらお帰りなさい、月映ちゃん」

「お帰りなさい」

「ただいまお母さん、文香さん!」


ドタドタと制服のまま俺の隣までくる月映ちゃん。


「ただいま❤お兄ちゃん❤」


腕にギュッと抱きついてくる。

(くっ、柔らかいものががが!??)


「おお、お帰り月映ちゃん」

「えへへ❤」


天使かっ!!


「月映ちゃん、早く着替えてきなさい。ケーキがあるわよ」

「は~い」


自室へと走ってゆく月映ちゃん。

(あの抱きつきは心臓に悪い・・・)


「なんだか今のイチャイチャ見てると紅茶がさらに甘くなった気がするわね~美宇宙ちゃん」

「本当ね~」


貴方達に言われたくありません


ギュッ・・・


後ろから誰かに抱きしめられる。


「うわっ!?」


驚いて振り向くと・・・


「ただいま!兄ちゃん!」

「く、空那ちゃん」


いつの間にか空那ちゃんが帰宅していた。


「おかえり」

「えへ~❤ただいま~」

「お帰りなさい空那ちゃん。ケーキあるから着替えてきなさい」

「わーい!ケーキー!」


走り去ってゆく空那ちゃん。

(嵐が来ては去ってゆくなぁ・・)


その後も帰宅してきた妹ちゃん達に同じようなことをされた。

身が持ちません・・・。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ