自己紹介→これからの事
「まず、勇ちゃんの苗字は秋ノ宮になります」
うんうん
「そしてこれからはこの家に暮らします」
マジかい、こんな豪邸に
「それから学校は妹ちゃん達と同じ学園に転校になります」
へぇ~~うぇぇぇぇぇっっ!!!??
「いやいやちょっと待ってくださいよ文香さん!!」
「あら何かしら勇ちゃん?」
「んんっ」
咳払いをして美宇宙さんに向き直る
「/////」
何赤くなってんですか・・・
「あの美宇宙さん、その学園って・・・女学園ですよね?」
舞好学園、名の知れた小中高一貫のお嬢様学園。
そう、男子禁制であります。
「もちろんよ。あっ、でも無理強いで入学させた分けじゃないわよ。ちゃんと娘達の意見も聞いたうえでよ」
すみません、俺の意見が通行止めなんですけど
「じゃあ転校なんて無理に決まってますよ」
「大丈夫よ、ほら勇ちゃんこれ❤」
文香さんが差し出してきたのは舞好学園の制服
「って、スカートじゃないですかそこの制服は!!」
「だって女学院だもの」
俺にそんな趣味はない。だからそんな「見てみたい」みたいな顔で見てくるの止めて妹ちゃん達・・・
「もう文香、冗談はそのぐらいにして。勇乃君困ってるわよ」
「だって勇ちゃん可愛いんだもの❤」
「文香もね」
「もう美宇宙ちゃんったら~」
本日何回目でしょう・・イチャイチャ
「あのね勇乃君、実は私と舞好学園の理事長とは長い付き合いでね、親友なの」
「は、はぁ」
「だからね、理事長に話を通して特待で入学できるようにするの」
それって裏入・・・
「まずいですよそれは・・・」
「えっ?でも理事長はOKしてくれたけど」
もう話通ってるんかいっ!!
「・・・マジですか?」
「マ・ジ・❤」
拝啓皆々様、俺事天上勇乃改め秋ノ宮勇乃はこの度、女学園に通うことになりました・・・。
うそん・・・。