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朝の可愛さと驚き

朝になりバタバタと走ってくるユーリに起こされた


ユーリ「レイン♪起きろ〜♪」


レイン「ん…んー…」


ユーリ「レイン眠そう♪夜ふかししたの?」


レイン「おはよ…ユーリ。朝からテンション高いね…うん、ちょっとね」


ユーリに起こされて

私はベッド起き上がった

ユーリは獣人、獣族の中で

猫っぽい見た目をしている

耳と尻尾は動いてるし


そう思っていたらシュルツェと

ニナが入ってきた


シュルツェ「コラ!ユーリ、いきなり何をしている!」


ニナ「ごめんねレインちゃんユーリが」


レイン「あははっ…」


私は苦笑いをしながら

怒られてちょっとシュンとなる

ユーリを横目に


他の二人が来たのに気づいた


アイリス「レインちゃんもユーリの洗礼を受けたんだね…うんうん、分かるよ」


ベリアス「おはよ…」


2人ともあくびをしている

どうやら2人も起こされたらしい

ちょっとベリアスは

隙が出来ている感じがする…


現実世界で言うならあれだ…

猫に布団にダイブされるみたいな

あれと似てる


ユーリ「レインごめん…」


シュンとしながら謝ってくる

ユーリに思わず頭を撫でてしまった


レイン「…いいよ。」


ユーリは嬉しそうにしている


アイリス「ふぁ…私もうちょっと眠りたい…」


ベリアス「……同じく」


シュルツェ「アイリスとベリアスは朝に弱いからな。」


ニナ「でも、今日はお城へ行かなければいけない日ですよ?」


レイン「……???お城?」


ニナの1言に仲間のほとんどが

苦笑いしながら何故か行きたく

無さそうにしているのを察した


レイン「何でお城?お城に用があるの?」


アイリス「実は…私…苦手なんだよね」


ベリアス「……。」


ベリアスも無言だが頷いている


ユーリ「やだ、お城は嫌!」


シュルツェ「う…えーまぁ苦手は誰にでもあるものだしな」


レイン「あれ?でもニナは全然平気みたいだね?」


ニナ「えぇ、私の家ですから」


ん?今、何て?

家?ハウス?

え??????


アイリス「私達はお城で仲良くなったのよ実は…」


レイン「え?……ニナっても、もしかして」


ニナ「はい、この王都ベルストの領地はお父様が所有している街でして私はその娘です。」


な、何で!?仲良くなったのが

お城って事はもしかして


これは何か嫌な予感が

的中してしまいそうな気がする

王都ベルストの発展さから言って

お城はもっと凄いと思う


それより何より何故!

魔族の領地の事とか絶対怒られそう…

行かなきゃだめかこれ

私は行かなくていいんだよね?

と考えていたら


ニナ「勿論レインちゃんも行くんですよ?」


レイン「ですよね~…」


アイリス「仲間になったからまぁ…その話し合いに行かなきゃいけないのよ」


ベリアス「……。」


ユーリ「行きたくなーい!」


シュルツェ「私も父上に会わなければ…騎士団のまぁ…」


そんな遠い目をしながら言われても


レイン「って事は、ユーリとアイリスとベリアスの親御さん達もお城で働いている?」


皆が行きたくない理由は多分これもありそうだと話してみた


アイリス「そうよ…私は魔法だからお母様がいるわお城に」


ユーリ「やだ!兄貴意地悪だもん!」


ベリアス「……。」


いや、ベリアスなんて無言なのに

行きたくないオーラが出てるよ


ニナ「私もお父様とお母様と姉が居ます。」


仲間の中で唯一明るい顔をしているのはニナだけだった…


怖い人達じゃありませんように


ニナ「さ、皆さん着替えと用意をして下さいね」


そうニナが言った瞬間に部屋に

メイドらしき人達がぞろぞろと

入ってきて仲間一人一人を

個室へ連れて行った


今、仲間達も皆こんな

感じなんだろうなーと思いながら


私も何故か担当する

メイドさん達が付き

服を着替えさせられたりと


メイドさんなんて

現実世界では喫茶みたいな所で

コスプレしている人達がいるくらいですよ?これからどうなるんだ私…

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