初めての自分と?
店から宿屋へと帰り道で仲間と話しながら
宿屋についてからやっと1人になった
それぞれ別々の部屋らしい
レイン「はぁ…まだ頭が追いつかないよ……そうだ、お風呂入って汗流そ…」
宿屋は個室でそれぞれ部屋に
トイレとお風呂がついてる
発展してるなーって思いながらも
私はやっと
自分自身の姿を鏡で…見た
レイン「………私??」
そう、全然覚えてないけど
これだけは分かる全然違う元の世界の私と
記憶の中に残っていた雨の降っていた
ビルなどがある街並みの光景
ガラス越しに映った姿を…みていた
記憶がないけど全く無いわけでもない
少しは残っている
あと、全然関係ない知識とか…
って事は…私は異世界転生した????
で、でも。異世界転生ってこう
神様的なのとか女神的な何かと
話すとかそんなのではないの!?
何であんな場所にしかも記憶も無いし
レイン「わー…眼の色も全然違う」
日本では眼の色は黒に茶色などが多くでも今の私は金色に水色…
ってか、私何歳!?16?17?
髪の色も金って…はぁ…
なんか夢見てるのかなって思えてきた
レイン「……まぁ、でも今は仲間になったからには頑張らなきゃ。」
身体を洗い髪を洗い湯船に浸かった
元の世界ではこんなに
伸ばした事無いけど髪も
綺麗にサッパリした後
ちゃんと拭いて乾かして
私はアイリス達に前もって
用意してもらっていた服に着替えた
ベッドに横になり
疲れていたのか
すぐに眠りについた
◯◯◯◯◯「レイン…レイン……」
レイン「ん……???」
私、確か宿屋のベッドで眠ってたはず…
夢の中?頭の中??何ここ?
◯◯◯◯◯「やっと繋がりました」
レイン「……えっと…??」
◯◯◯◯◯「私の名は女神リュカ」
レイン「女神?やっぱり私死んだって事か、それに異世界転生って」
女神リュカ「そうですね、貴女は亡くなりました。でも、転生させる時何者かの妨害があり転生させてからの場所にズレが生じてしまいそれどころか記憶までも…」
全部見られていたのか…?
レイン「えっ…と…まぁ、無事なので良いですけど」
女神リュカ「貴女には各女神の力を与えてあります…妨害してきた者はこれからも貴女に危害を加えて来るかもしれません…気をつけなさい」
なんか声が遠退く?
って、今女神の力って言った!
レイン「ま、まって今各女神の力って言いました?」
女神リュカ「各…10…神……の力が貴女には……」
だめだ、声が途切れてきた
でも10女神か?分かんないけど
何だこの電波悪い状態の
通話環境みたいなの!!
レイン「まっ……」
そこからすぐ目が覚めてしまった
どんな力が…
女神リュカが言っていた力…
考えられるとしたら属性だよね
それか知恵、戦略みたいな方かな?
属性だとしたら火、水、風、地、
雷、光、闇、他は…時、空間??
でもそれでも9個しか思い浮かばない
10個目がなんなのか…
10と言われたら属性が
1番ありそうだけど……
使い方間違えると
とんでもない事になるのでは??
いや、落ち着いて考えろ
そもそも何でこんなに力を…?
魔王と戦えとかそうゆう事なんだろうか?
それとももっと別の何か……
妨害とか言ってたしな…
レイン「………。」
明日仲間に聞いてみよう女神の話しを…
それか図書館とか何かはあるだろ多分……
あれから数時間考えたけど
情報が少なすぎる上に
眠くなってきた
レイン「今日は……もう眠っ…………スー……スー」
そう、この時の私はまだ敵が何なのかも
その目的や誰が敵なのかも
本当にどんな力があるのかとかも
全然全く知らなかった