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目が覚めて

〜空間内ログハウス〜


姫神咲羅はあの話しの時ベリアスを

捕まえる気でいた

見ていた方からは分からないように

ベリアスに近づく配下を用意していたのだ


ベリアスは自分の周りにおかしな動きをする者たちが近づいているのに気づいていたが

咄嗟のレインの転移で攻撃するまでも

なかった事をレインが魘されてる間

仲間達に話していた


レインには心配するから話さないでと

ベリアスは仲間達に伝えた


2日間も魘されていたレインが

やっと落ち着いた事に仲間達は

安堵していた、目は覚めてはいないけど

それでも、呪いの印も妨害の影響も

女神が助けた事により見えなくなっていた

その頃レインは、女神達との話し合い中で


仲間達は交代でレインの側に居たが

ベリアスだけはその場から

あまり離れようとしなかった


ベリアス「……やっと落ち着いた。」


ニナ「そうですね…」


アイリス「毎日苦しそうだったものね。」


扉を勢いよく開き修行していた

シュルツェとユーリが部屋に入ってきた


シュルツェ「落ち着いたって本当か…!?」


ユーリ「本当なの!?」


ベリアス「……うん。目はまだ覚めて無いけど落ち着いた…。」


レイン「………ん…?」


レインがやっと目を覚ます

仲間達は目が覚めたレインを心配そうに

話しかけたり"起き上がれるか?"とか

"ご飯用意しますね"とか色々ゆってくれた


見た目が変わっている事に仲間達もレインも

気付いていたがそこまでふれなかった


ベリアス「レイン…心配した……」


優しくベリアスはレインを抱き締め

その後笑顔をみせたけど少しぎこちない


レイン「…ごめん心配かけて……。ベリアス。皆も。」


ユーリは泣きながら良かったにゃ…っと

いつもの笑顔いっぱいの

ユーリに戻ってくれた


アイリスは別に…心配くらいいいわよっと

言いながら泣いてるのを隠していたけど

いつも通りになってくれた


ニナとシュルツェも泣いてるのを隠すように

修行をとかご飯用意しますねっと

部屋を出て行ったが

その後いつも通りになってくれた


そして、部屋にベリアスと二人っきりに

なった時ベリアスは突然ポロポロっと

涙を流しはじめた


レイン「ベリアス……来て…」


そう言うとベリアスは泣きながらも

レインの側に行きギュッっと抱き締めた


ベリアス「このままっ…目覚め…なかったらどうしようって………死んじゃうかと思った……。」


レイン「……ごめんね…大丈夫。大丈夫だから」


抱き締め返し優しく頭を撫でる

泣き顔初めてみた、心配かけちゃったな…


ベリアス「………っ…ぅ」


泣き声をそんなに出さないようにしている

皆が部屋から居なくなるまで

我慢してたのかな……


レイン「愛してる人を置いて……いくわけないよ…」


ベリアス「私もっ……愛してる………凄く…だから」


レイン「うん…だから置いていかない絶対……」


ベリアスはその言葉を聞きキスをしてきた

私もそれを受け入れてその後

何度も何度も愛し合った

2人の愛を確かめるように何度も何度も…


〜空間内ログハウスリビング〜


その後ベリアスに肩を貸してもらって

リビングに降り食事をとった


いきなりで胃がびっくりしたのか

魔力が吸い取られ過ぎてたせい

と妨害のでで弱っていたのか

全部食べるまで時間かかったけど

なんとか食べてニナとベリアスに

お風呂に入るのも手伝ってもらいながら


弱っていたせいか

安静にしたほうがいいので

横になり1日を過ごした


仲間達は何度か部屋に来て

本を読んだり、話したり、遊んだりしていた


そして、また眠たくなるのを見て

そっと部屋の明かりを消し

静かにするのだった

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