2日間
ベリアスへの吸血行為の魔力供給方法とは
違い魔力を吸い取られている量は多い
レベルもステータスもカンスト状態で
女神の力がいくら強くても
その女神の力を出す時の魔力が
姫神咲羅の妨害によりなくなり続けていた
魘され続けて2日がたった
一度も目覚めることなく
魘され続けていた
水分も食べ物も食べれない状態で
いつまで持つか仲間はそればかり
気にしていた
魘される声に不甲斐なさを覚えながら
空間の中で仲間達はそれぞれ修行や
解除方法を探し続けている
女神ウィーラ「起きて…」
レイン「……っ!ここは?」
女神ウィーラ「個々は私達の意識の中…」
レイン「意識…??リュカ達と話した場所????」
女神ウィーラ「…少し違う。私達は妨害を受けて貴女を救おうとここに呼んだ」
女神サイス「おや、起きたんだね?」
レイン「水…と雷??女神ウィーラと女神サイス…ですか?」
レインはまださっきまでの妨害から
混乱していて何が何だか分かっていない
女神シル「わたしもいるよ〜♪」
レイン「!?風の女神…シル?」
女神サイス「そうだ。私はサイス、こっちがウィーラでこっちがシルだ属性も合っている。」
サイスは混乱するレインに
指を差しながら紹介する
女神シル「うん、そだよ♪」
女神ウィーラ「…混乱しているみたい。ごめんね助けるのに時間がかかって」
女神サイス「すまない。割とここに連れてくるのも大変なんだ他の女神達を許してやってほしい。」
女神シル「ルシールが私に行かせろって言っててリュカと揉めてたよね〜♪」
女神ウィーラ「今の状態だと…危険……」
レイン「ルシール……。」
闇の女神の名前だ…
私に何度も何かをさせろって言い続けていた
やっぱり危険もあるんだなこれ
女神サイス「闇の女神は光の女神と言い合いになる事が多くてな。妨害も我々の力を使われていてなかなか大変だったんだぞ?」
レイン「……やっぱり。何かおかしいとは思っていたんです。確かにベリアスに魔力をあげたけどでもそんなに吸われてないはずなのにおかしいって思ってたけど女神の力の多さの負担とかだと思ってて……」
女神ウィーラ「貴女は私達が選んだ…1番最適な強い意志を持つ人……だから簡単には負担はかからない……むしろ…波長合いすぎているほど」
女神シル「うんうん♪確かに中に居ても違和感ないよね〜♪普通だったら爆発しちゃうとか暴走すぐしちゃうのに♪」
波長?いや、爆発って…そんなにだったんだ
まぁでも強すぎる女神の力に
身体と心が耐えきれないとかなのかな?
女神サイス「こらこら、余りレインを驚かせちゃダメだろ?」
女神ウィーラ「驚いているって言うより…なんか考えてるよ?」
レイン「…あ、えっと。何となくですけど分かってきて。」
女神シル「強い子好き〜♪」
なんか…仲間達と似ていて少し
微笑ましくなっちゃった…
皆とも合いそう…とか思って
女神サイス「心配するな、君は大丈夫だっと言うまでも無かったようだな」
女神達は私に色々話してくれた
呪いがかかっている事も教えてくれて
最初はあまりにも手が込んでいて
分からなかったみたいだけど
魔力の消費量に違和感を覚えたみたい
全ての女神の力を解放すると
今よりもっとマシにはなる…
とは言われたけど姫神咲羅の力には
まだ女神達でさえ分からない
部分があるらしい
それは転生者特有のものかもしれないけど
使い方によっては…人それぞれ違うから
もしかすると特殊な使い方や組み合わせで
この世界の人達は知らない方法
なのかもしれない。それだったら
女神であっても知らないのは分かる
魔法は常に現在あるものから作られてるから
それが科学応用とか力学応用とか
他にも色々応用で魔法の使い方を
個人で変えてたら新しい魔法を
生み出したのに近い事だから
知らないのも納得なんだ




