ロールシュの領主
その後も話した結果ベリアスが
1番いいと仲間達は言った
ベリアスはこの中でも見つからないよう
行動するのに適しているからだ
暗殺者、アサシンであり隠密行動のプロ
師であり父であるコウガさんの
娘であるベリアスは自分自身で
何度も私に言い聞かせた
仲間達と話した後ベリアスと2人で話した
ベリアスを危険かもしれないロールシュに
送らなければならない、気が気じゃない
ベリアス「大丈夫、私はレインの事大切に思っている。これが終わったらレイン貴女の妻になる…私は貴女がの側に居たいずっと……」
微笑まながらベリアスは私の手を握った
レイン「……ベリアス………これ、付けて」
レインはそう言うとベリアスに
色々付与したアクセサリーの中から
指輪をベリアスの手にはめた
装備者を記憶してその装備者しか使えない
私のオリジナル作品だ
ベリアス「!……これ。指輪…?凄い力を感じる……力がみなぎってくる。レインが側にいるそんな感覚…」
レイン「私が作った…これはベリアスを想って作ったものだから。危険だったら私がすぐにでもここから駆けつけるしこれが守ってくれる」
ギュッっとベリアスをそのまま抱き締め
ベリアスは少し顔を赤らめながら幸せそうに
抱き締め返してくれる
ベリアス「じゃぁ……これは結婚指輪かな?」
そう私に悪戯な笑みで微笑むベリアスに
私はこう答えた
レイン「…そうだよ……私は大事に想ってるベリアスの事……大好きだよ…」
ベリアス「!!………私も」
その後熱いキスを交わしベリアスを
ロールシュの領地に送るのだった
レイン「ここから見てるから…」
鏡を出してそこにベリアスの行動と
ロールシュの籠華さん、蒼藍さん
黨珠月さんを映し出した
仲間達にも私が付与したアクセサリーを
装備してもらい一緒に様子を見る事に
アイリス「これが…敵かもしれない人達?」
シュルツェ「良い人そうに見えるが…」
ニナ「レインちゃんからのプレゼント……うふふ♪はっ!そ、そうですね。」
ユーリ「ニャハハ♪小さいの〜♪」
映像になり映し出された敵かもしれない
人達にユーリのそうゆう所は
少し穏やかにさせてくれる所がある
レイン「………ベリアス…気を付けて…」
〜ロールシュ〜
難なくベリアスはロールシュの門を
くぐり抜け中に入る事に成功した
街ではお祭り騒ぎだ…人も多い
慎重に行動するベリアス
ベリアス「………。」
辺りを見回しながら溶け込む為に
ベリアスは服の上に浴衣ぽい格好に着替え
和に溶け込む為かんざしを髪に付ける
見た目は別人だ…綺麗なベリアスに
見惚れながらもレインは何度も心の中で
大丈夫…大丈夫だっと自分自身に
言い聞かせ続けた
そして、遂に領主が街の広場の真ん中で
挨拶をしに姿を見せるのだった
籠花さんや黨珠月さん蒼藍さんが
舞台の上にいる護衛として
その中央には……姫神咲羅が姿を現した
姫神咲羅「今日は皆楽しんでくれてるかな〜♪?私のお祝いに集まってくれてありがとう!」
そう話す姫神咲羅に戦った時のイメージは
少しも見られなかった
人がこれだけ多い中で流石に戦闘に
なりはしないか…
魔族とも繋がりがあるなら尚更
今はただそれを直接見て聞いている
ベリアスを見守るしか出来ない
その後も姫神咲羅は街の為に
"〜をした"のが上手くいったとか
他にも色々話してるいるが
頭に入って来ない…
姫神咲羅「……それでね、実は戦争を仕掛けたいとも思ってるんだ。」
!?
そうただ1つのその言葉に街の皆は
ざわめき出した、護衛である蒼藍さんや
黨珠月さん、籠花さんもびっくりしている
その言葉を言った時私は能力で見ているのに
姫神咲羅と目が合った気がしたのだ
レイン「っ!!!……ベリアス!戻って!!」
すかさず転移魔法でベリアスを
空間内に転移させた
ベリアス「!?レイン…もういいの?」
戻ってきたベリアスにホッと一息ついたが
その後姫神咲羅はこう言う
姫神咲羅「……あははっ♪そんなに慌てちゃって〜大事なの?ねぇ?レ、イ、ン、ちゃん♪」
街の人達は何の話しか分からず
籠花さん、黨珠月さん、蒼藍さんは
その名に驚きを隠せない
能力で見てる事がバレている…
空間全体に結界を何重にも張り
この空間内に使用者の許可した
者しか入れなくした
殺気と悪寒がした…映像で見ている
だけなのに……姫神咲羅の気配がここまで…
レイン「………つっ!!!やめっ…」
頭を押さえ倒れ込むレイン
次第に意識が遠くなり
仲間一同「!!!レイン!」
近づきすぎた…そう近づきすぎたんだ
妨害…またこんな所で……
レインは意識が無いまま
息が荒くなり魘されだす




