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経緯と初めての景色

ユーリ「仲間増えた嬉しい♪……ねぇねぇ、お腹すいた」


ユーリは私に懐いたのか

側で何故か嬉しそうにしている

まだ幼さが何処か残るみたいな

獣族だからか?

いや、能天気だから?


アイリス「そうね、そろそろいつもの所に食べに行きましょうか」


ニナ「…実は私もお腹空いていたんです」


シュルツェ「私もだ、魔族領地でベリアスが突然走って行ったと思えば人を気絶させあの時はどうなっているのか訳がわからなかったが。魔族との戦闘で消費したしな」


ベリアス「……。」


ど、どうりで…気絶した訳だよ


背後に近づいても気付かなかったのは

もしかしたらベリアスちゃんが

助けてくれたから?

でも敵か味方か分からないから

とりあえず気絶させてみたいな事かな?

割と突然だったけど…本当


アイリス「行きましょう。レインちゃんも一緒にちゃんとついて来てね」


レイン「あ、はい」


立ち上がろうとした時

ベリアスちゃんが何も言わず

手を差し伸べてきた


ベリアス「……。」


あ、起き上がるのに?

根は優しい子なのかな?


レイン「あ、ありがとうベリアスちゃん」


ベリアス「……まだ信用したわけではない」


起き上がる時に私にだけ聴こえるように

ベリアスちゃんがそう呟いた


私は"あははっですよねー"

っと苦笑いしながら思っていた


皆についていき宿屋から出た瞬間

そこには賑やかでしかも建物やお城!?

とキョロキョロと見回していると


アイリス「レインちゃんはまだ見てなかったよね?ようこそ、王都ベルストへ」


レイン「王都、ベルスト……凄い。えーなにこれ噴水!それにレンガ調の建物!海外みたいな建物いっぱい!あれ、お城?あ…」


我を忘れてはしゃいでしまった私は仲間の皆が不思議そうに見ているのに気づいた


ニナ「王都は初めてだったんですね」


ベリアス「……。」


アイリス「んー…他の領地もレンガ調の建物多かったはずだけど」


ユーリ「森の中で暮らしてたの?」


シュルツェ「そんなに珍しいだろうか?」


私にとっては珍しいけど

皆にとっては普通なのか


いや、待て…でもこの世界は広いはず。

そうなると田舎みたいなのもあるはず!


レイン「えっと…わ私は田舎から来たので遠出するのもこうゆう造りの街を見るのも初めてで」


アイリス「あ、そうなんだ。そっか…それだと仕方ないよね」


シュルツェ「うむ、確かに。王都ベルストはちょうど中心部に位置しているからな。街の外では荷馬車がモンスターに襲われる事もあったと聞くし」


ニナ「そうですね。私達はここの生まれですけど遠くまで行った事は無いですし」


ベリアス「……。」


私は勘違いをしていた

種族が違うから生まれも故郷も違うそう思っていた


でも、王都ベルストに出て

皆の話しを聞いて街をみてみたら


他種族がここにいる

王都ベルストは他種族が住む国?街?

エルフ、ドワーフ、竜、オーク

ゴブリン、人、精霊、スケルトン

妖精、小人、獣人、幽霊?

海や川などで人に変幻出来る

種族なんかもいるそうだ


王都ベルストの街は

ちょうど中心部に位置していて

他の領地の通行や交流も多く

魔族との戦闘後も街は発展し

防御や攻撃にも手を抜かない

要塞みたいな場所になり

結界なども施されているとの事


街には色々な店があり

パンお菓子屋、屋台、食事処

宿屋、服屋、装備屋、花屋、酒屋

冒険者ギルド、役場、教会、孤児院

病院、道具屋、薬屋、などなど色々ある


街の中はレンガ調の建物が多く

噴水や水路畑も一部の区域にはあるみたい

お城も綺麗に見える


おすすめスポットは時計塔の上と

ユーリが言っていたが

どうやってかはまだ知らされていない…

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