こんな所に転生者!?
ご飯を食べた後私は
服屋さんに入るのだった
◯◯「いらっしゃいませ〜♪!?」
入った瞬間に店主の女の人が凄いスピードで近づいてきてジロジロと私の周りを周りながら見る
◯◯◯「こらこら、夜宵いきなりお客様に失礼だろ?」
夜宵???
夜宵「ほぉ~これは本物の翼!!見てくださいよ!店長!いゃコウタさん!」
コウタ??まさか異世界に来て
全然知らなかったけど目と鼻の先に
転生者が居た!?
コウタ「んー?うわっ!?これはまた凄いお客様だ!」
もしかして?いやでも…んー?
夜宵「で、今日はどんなご要件ですか?服を作りたい!そんな貴女に私達が貴女にピッタリなお洋服をお作りしますよ〜♪」
コウタ「翼が生えたお客様は初めてだ…あ、すみませんお客様。本当に初めてだったもので」
仲間達が離れたのを見て
レイン「えーっと…日本…」
夜宵「!?」
コウタ「!?」
2人はびっくりした反応をした
やっぱりそうだ…日本って言われて
びっくりする人達なんて
転生者以外居ないからな
レイン「やっぱり、転生者の方ですか…?」
夜宵「…何者ですか?何故それを」
コウタ「何が目的だ…」
急に警戒し始めて今にも
武器を出しそうな雰囲気だ
レイン「……私も転生者なんです」
仲間に聞こえないように小声で
言うと2人はホッっとしたのか
夜宵「なぜ…小声なんですか?」
コウタ「…お連れの人達か?」
仲間やメイドさんの方を見て言う
レイン「そうなんですよ…まだ知らせてなくて転生者って事は……」
レインが小声で話すから
夜宵とコウタもそれに合わせて
小声で話してくれる
夜宵「なるほど、そうゆう…」
夜宵「かしこまりましたサイズ測りますね〜此方へどうぞ〜♪」
っと普通に話し
コウタ「ナイス…!」
小声で言う
奥に行き皆に聞こえないように
魔法をかける
レイン「ふぅ…これで普通に話せます。まさかこの街に転生者の方が居るとは」
夜宵「コウタさんは店の方に居ますから今なら怪しまれないと思います!私もそう思いましたよぉ〜!でも、最初本当に剣とか翼あるし何処かの回し者かと思いましたよ」
レイン「あ…それで警戒を……まぁ、見た目がこれだと…」
レインは苦笑いして
夜宵「まぁ…最近では良くない人達もいるって聞きますし。他の領地ではですけどね……」
レイン「……?それってもしかして…姫神咲羅とか知ってます?」
夜宵「姫神???いや、知らないですけど?そうじゃなくてですね。」
そして、一部の他の領地の話しを聞いた
他の領地では転生者や女性などを
奴隷として魔法や抵抗出来ないように
魔力を封じる首輪を付けたりして
その狩りが色々な場所でおきている
街の中には来ないと思ってたら
良い人そうな人達に連れされたなんて事も
夜宵「まぁ…それであんな態度をしてしまいまして……本当にすみませんでした!」
夜宵は頭を深く下げ謝ってくる
レイン「そんな人達が………」
この時思い出したのは姫神が
言った言葉だった
"この世界の人間や種族に酷い目遭ったよ!!"
夜宵「???どうかしましたか…?」
少しそれを考えると心が痛かった
そう言っていた姫神の言葉が
突き刺さって
レイン「…え、あ、ごめん何でもないよ!」
夜宵「酷い事をする人達もいるってのは知ってたんですよ私も!だから警戒をしてて」
夜宵「それにしても凄いっすね〜この翼…」
レイン「あははっ…だよね。それで服を作ってほしくて…」
夜宵「!?!?本当ですか!?良いっすよぉ〜♪」
サイズはきちんと測ってもらった
レイン「翼が出るように服を何着かあと、下も…ね。」
夜宵「そろそろ出ましょう!怪しまれちゃうので」
話し声が聞こえなくなる魔法を解き
部屋から出てくる
夜宵「なるほどレインさんってゆうんですね」
レイン「この翼で服がオーダーメイドしかできなくて…」
今までは頼んでて仲間に
コウタ「へーレインさんってゆうんですか。確かに、この翼だとオーダーメイドですね!」
仲間やメイドさん達も
まだ服を見てる
レイン「そうなんですよね。」
コウタ「後で話し聞かせろよ夜宵…」
夜宵「分かってますよ」
小声で言う
コウタ「それではレインさん、注文承りました!また出来上がれば此方からお伺いしますね!」
夜宵「くぅ~燃えてきた〜!!」
夜宵さんとコウタさん
なんかちょっと面白い人達だな…
レイン「それじゃお願いしますね〜」
仲間の所に戻る




