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戦闘有利と不利

朝御飯を食べ空間の中から出ると

昨日の続きから歩く事になった


〜ルトリスの森〜

森の中は少し薄暗くでも、木の間から光が差し込んでいた


私が居た元の世界とは全然違い

少し幻想的な風景だ


モンスターを倒しながら奥へ進む


シュルツェ「っ、すばしっこいなこいつら!」


ニナ「ちょっと獣系のモンスターが増えてきたね」


ユーリ「ニャハハ♪楽しいにゃ♪」


ニナ、シュルツェ、アイリスが

素早さに手こずりながらも

ユーリとベリアスと私は次々に倒していく


アイリス「素早さがあると当てにくいのよね魔法。避けるのも上手いし流石にここは弓にするか…」


ベリアスとユーリや私は速さに

慣れているため戦う時に当てやすいけど

武器や攻撃方法によっては

当てにくい、木も多いし

ツルもあるからね


ニナの場合は回復や後衛だから

援護や防御、バフ魔法が多い


ニナ「シュルツェ、大丈夫?」


シュルツェ「ありがと、助かった!はっ!」


アイリスも弓に変えてからは

当てやすくなり、シュルツェも

徐々に慣れてきたみたい

地形戦闘の基本だね


モンスターの群れを倒し

少し一息つきながら

アイテムやドロップ品の

回収をしていた


ユーリ「〜♪〜♪♪」


ユーリはどの戦闘でも

楽しそうに戦う


これはある意味凄い事なんだ

体力もあり、どんな地形でも

楽しそうに戦えるって事だから


ベリアス「……うん、いっぱいとれた」


ベリアスは速さがやはり凄い

アサシンである事もだけど

双剣を使っていたと思えば

戦闘中に時々ダガーに持ち替えている


柔軟に相手や地形を見て

判断して即座に持ち替え戦える技術がある


ニナ「ドロップ品も沢山落ちたね♪」


ニナはバフと回復や防御と

攻撃技の判断力に狂いがない


ちゃんと敵が後ろに周りこまないよう

にも見ているみたいだ


アイリス「んー?やっぱりもう少しこう…」


アイリスは弓と魔法が凄いけど

やっぱり中でもこうゆう地形では

弓が1番凄かった、1つも外す事無く急所に当てていたエルフだから?

それとも昔から鍛えてるから?


シュルツェ「もう少し速く…慣れればなぁ」


そんな事ないよシュルツェ

シュルツェも地形戦の

のみこみが速く慣れるまで

そんなにかかっていない


剣や槍はこの地形だと

不利だからね割と…

盾も使えるけど


皆、やっぱり今までの訓練とか練習で凄く上達してる


私なんかあれだよ

女神の力がなければそんなに出来ないよ?


ベリアス「……?レイン?どうかしたの…?」


レイン「ん?いや、こう見たら皆やっぱり凄いなぁーって思ってさ」


と笑顔でベリアスに言う


ベリアス「??…レインも凄いよ…いつも皆の事よく見てる戦ってる最中も…」


ベリアスちゃんに見られてた!?

でも、なんだろう凄く……嬉しい

最初は疑われてたし


レイン「何か…褒められると嬉しいね…」


少し照れくさそうに笑うと

ベリアスちゃんも

微笑み返してくれた

いつもは見れないくらいの

優しい笑顔で


シュルツェ「どうしたんだ?」


シュルツェが来るとベリアスちゃんは

いつも通りに戻り


ベリアス「……何でもない」


もう少し見たかった笑ってる顔

っと思いつつも少し得した気分だ


アイリス「さ、そろそろ奥に進みましょう!」


ニナ「そうですね♪そろそろ行きましょうか」


ユーリ「は~いにゃ♪」


こうゆうのが本当の強さって

言うのかもしれないな…

なんて思いながら先へと進み

モンスターを倒しを

繰り返す私達だった


無理無く、自分達のペースで


それから奥へ奥へ進むにつれて

モンスターは凶暴になってきた

もう少しでルトリスの森

を抜けるけど、そろそろ

日が沈んでくる

森に入ってからだいぶ時間が過ぎた


ニナ「っ…今日はこの辺にしませんか?」


アイリス「そ、そうね…割とモンスターが多くて今日は疲れたわ」


シュルツェ「確かに…今日は本当に多かった…」


ユーリ「にゃ〜…お腹すいた〜…」


ベリアス「……。」


レイン「そうだね、そろそろこの辺で…?」


ベリアスの様子が少しおかしい?

疲れてるのかな…??


アイリス「今日はログハウスで食べましょう…」


少し引っかかりながら

空間へと移動する


晩御飯を皆で食べて

ベリアスはすぐに部屋へと

向かったやっぱり何か?

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