初めての遠出
アイリス「何か…妙に身体が軽いと思ったけど、もしかして防御以外も何かかけた?」
ベリアス「…確かに、軽い」
レイン「ん?…少しだけね?」
ユーリ「ニャハハ♪レイン心配症〜♪」
シュルツェ「念には念をって考えてそうだよな♪」
そう、アイリスとベリアスは
魔力量が分かっちゃうから
かけた魔法も相手に魔力が
出てしまうのに気付いて
改良と言うか…色々練習して
試していたのだ
アイリス「ん~?少し魔力は出てるけど知れてるわよ?」
ベリアス「……いつもより少し強いくらい」
レイン「……ね?持ち物が身軽だからだよ」
シュルツェ「まぁ…それもあるのか??」
ユーリ「身軽にゃ〜全然疲れな〜い♪」
よし!うまくいった!
調整は大成功かな♪
私も自分自身の魔力量を
見えても全てが分からない様に
抑える特訓や見えなくする
特訓したんだ1人で鏡見ながら
皆が寝静まった後に襲撃の日から毎日!
実は皆の知らない内に
努力を積み重ねていた
ニナ「アイリス、ベリアス、私達の身体に何か見えます?」
ここで王都ベルストからの道のり説明〜!
王都ベルストを出たすぐは平原になっていて、何処からモンスターが来ても分かりやすくなってるよ♪
平原(ケリュマド平原)
花や薬草、色々な野生の動物達も
多く生息している割と安全地帯
食料調達やアイテムの為の採取にも適してる
お肉や皮、薬草や花の他にも
近くに川があり魚も釣れるよ
モンスターのLvは10〜29Lvで
スライムやのんびりしたモンスターが多い
戦闘に慣れた冒険者なら
そんなに手こずる事もない場所
そしてそこから20㌔先には
ルトリスの森があり
そこにはLv30~48Lvの
モンスターが生息している
森って事で木やツルなども多く
戦う時やモンスターが何処から現れるか
分かりにくい場所でもあるよ
獣系モンスターや植物のモンスター
群れで襲ってくるモンスターが多いみたい
どんどん奥に行くにつれてモンスターも強く凶暴になるんだ!
ルトリスの森を抜けると
ルダーナ洞窟があり
48〜54Lvのモンスターが
生息していて、中には大きな
亀裂も出来ていたり
自然の水もあるけど
そこにもモンスターが
時々住み着いてる事もある
割と危険な場所で
地中深くから襲ってくる事も!
洞窟なだけあって生き埋めにもなる
確率も高い場所も存在するよ
初心者が1人で帰らない事もあるとか
ルダーナ洞窟を抜けると
村があるとか無いとか
そこは廃村したはず?
54Lvのモンスターが
出ると噂されている
噂は街には割と有名で
詳細はまだ分かっていない
何も無いといいけど…
そこから10㌔進むと
今回の目的地!
封印されたダンジョン
榮籠黨がある
何故かここだけ漢字っぽい
字になっている
そこを封印した人達の名前が
使われているとか言っていたけど
まさか、元の世界から
来た人達とか?
それとも、日本みたいに
漢字みたいな字を使う
和風の領地があるのかな?
まだまだ分からない事
だらけだけどいつかは
分かる時が来るのかもしれない
休憩したりモンスターを倒したり
しながらケリュマド平原を抜け
そろそろルトリスの森が
見える場所まで来ていた
レイン「そろそろルトリスの森かな?」
ベリアス「…そう、地図では。日が落ちて来たから一旦泊まった方が良い」
アイリス「ん~!歩いたわね〜」
シュルツェ「休憩しながらだったからそこまで疲れてはいないがそうだな!」
ユーリ「お腹すいてきた〜♪」
レイン「そうだね、今日はここまでで一泊しようか♪」
途中モンスターや野生動物も少し倒して手に入るアイテムや肉類皮類など色々別空間に全て置いてある
空間の中は食材も腐りはしないので
持ち運びにも便利だ
寝泊まりする空間とは別でアイテムや食材を入れておける空間もレインが創り存在する
要するに無限の倉庫
アイテムボックスみたいなのと別で
寝泊まりできる空間を創り
いつでも入れるみたいな感じなのだ
アイリス「レインちゃん、食材出してくれる?」
レイン「はーい、後机と椅子他にも食器とかも出しちゃいますね」
シュルツェ「そんな物まで入ってたのか!?凄いな…」
ベリアス「……便利」
ニナ「ありがとうございますレインちゃん、私が料理しますね♪」
ユーリ「にゃ〜♪お肉!お肉〜!」
アイリス「料理用の道具も入ってるから」
〜それから数時間〜
ニナの料理は美味しくて
皆満足そうに食べていた
ユーリなんてガッツいてたよ
明日の為に休む前に
空間の中に、まさかのお風呂
(お湯も水も両方出る)や
お手洗いだけでなくログハウス的な
物も作ってあったサプライズ!
テントはキャンプ気分を味わう
とか野宿気分を味わうのに
持ってきている
歩いたり戦ったりした後は
お風呂に入ってベッドで寝たいよね?
って思って作って空間に
丸ごと入ってもらった
空間の中は割とどうなっているのか
仕組みが分からなくもある
仲間達にその空間に転移させたら
びっくりと喜びの両方だった
まぁ…私達のパーティーは
女性ばかりなのでそうゆうの
割と嬉しいんですよね
例え異世界であっても!
元の世界であっても!
そして、温まり汗を流し
ゆっくりと眠るのだった