愛(?)と話し合い
ニナ「…女神……レインちゃん。」
そして、ニナは何故か近づいてきて
私の全体をみているじっくりと
観察してる感じがする…
レイン「えっと…私は女神では……」
苦笑いしながら言うと
ニナ「これは女神の力をと加護がレインちゃんの身体全体に影響すると言う事は!ある意味、女神と溶け合った状態とゆっても過言ではないんです!」
何か、興奮しているようだ…
他の人達は離れた場所で話し合いをしている
レイン「お、落ち着いてニナ私は私だから…」
少し興奮しながら私の周りを
ぐるぐると回って観察していた為
何も無い所で足がもつれたのを
私が受け止めた
ニナ「………っ。」
ニナは顔が真っ赤だ
ニナ「……あ、ああのだ大丈夫れ…」
あ、かんだ…こんなニナをみるのは確か?2回目?女神リュカの話しを聞いた時もそうだったよね?
レイン「落ち着いて…」
そのままニナを抱きしめて
翼も動くみたいで皆に見えないよう
ニナを包みこんだ
ニナ「っ……。もぅ…だめ…」
そう言うとニナは私の唇に
キスをしてきた顔を赤くしたまま
レイン「…!」
そしてシュルツェが近づいてきて
ニナと私はそれを察知し離れるが
2人とも顔が赤い
シュルツェ「…何があったんだ??」
そしてアイリスも来て
顔が赤いレインとニナをみて
アイリスは何かを察しシュルツェ
を引っ張って行った
アイリス「へぇ~…♪…シュルツェほらちょっと来なさい!」
シュルツェ「え…何故だ?アイリス?」
ニナとレインは落ち着かなかった
ニナ「ちょっと行ってきますね…!」
そう、いきなりキスされて二人っきりはちょっと落ち着かない
レイン「あ、うん…!」
あまりの出来事に
深呼吸をしていると
ベリアスがきた
ベリアス「……。」
レイン「………。」
ベリアス「………。」
ベリアスは何も言わず近くに来て
座った、あれ?こんな近づいて
くる事あったっけ??
ベリアスちゃんには
1番怪しまれてたから距離取られてたのに
レイン「……???」
そして、そのまま近くにいる
何も言わないけど
ユーリが次に近づいてきた
翼に興味津々だ
ユーリ「ねぇねぇ、レイン♪これ本当?」
ベリアス「……。」
レイン「え?…多分?」
そう、獣人でもユーリは猫
翼に興味が出ているのは
それもあるのかな?
ユーリ「凄い凄い〜♪」
ユーリが翼に触ろうとした瞬間に
ベリアスが何故か守る様に
ユーリの前に立った
ベリアス「……だめ。」
ユーリ「何で〜!触るくらいいじゃんか〜♪」
ベリアス「……怪我するかも」
ユーリは自分の手をみてみる
獣人の中でも猫は爪が引っかかる
可能性を懸念しているみたいだ
ユーリ「うぅ〜、ちゃんと優しく触るから…」
ベリアス「……。」
何か守られてる?何故だろう
ベリアスちゃんは私にそんな事
ユーリは前からだけど
私は2人のやり取りをみながら
自分自身の翼を見てみた
んー?こうゆう時は…
どうすればいいのかな?
そうだ!っと何かを思いついた
レイン「ユーリ、ベリアスちゃんちょっともう少し近くに来て」
ユーリ「???」
ベリアス「……??」
私のすぐ近くにユーリとベリアスちゃんをよんだ
レイン「じゃぁ、翼に触らなきゃいいんだよね?」
ユーリ「触らなきゃ?」
ベリアス「………まぁ」
2人を優しく羽根で包んだ
レイン「じゃ、これならどう?」
ユーリは翼に頬ずりしている
ユーリ「♪♪ふかふかにゃ〜♪」
ベリアス「!……た、確かにこれなら問題ない」
ベリアスちゃんも少し
羽根に触れている
レイン「……ちょっとく、くすぐったいけど……」
翼にはちゃんと神経があるみたいだ
やっぱり翼がいきなり付くなんて
皆気になるんだろうな
って思いはじめた
そして2人を包みこんでいた
羽根を広げ
レイン「…これでいい?」
ユーリ「うん!ありがとレイン♪」
ベリアス「……あ、ありがと」
ユーリは満足気に
アイリス達の方へと戻って行った
ベリアスちゃんはやっぱり
近くにまた座ってるけど
その後、ノアさんと
アクアさんフィリアスさんと
ファウストさんが近づいてきた
ノア「やっぱ、近くでみると神々しいよね…あの時はびっくりしたもの!」
レイン「あははっ」
私は少し苦笑いしながら
アクア「あら?ノアは知っていたの?」
フィリアス「そうね、何で知っているのかしら?」
ファウスト「女神だなんて凄いじゃないか!あははっ!」
ファウストさんやアクアさんフィリアスさんノアさんもいつも通りだ
レイン「えっと、実は最初にこの姿を…見られたのがノアさんでして…」
アクア「なるほど、そうゆう事なのね」
フィリアス「それにしても凄いわ…空間魔法なんて…こんな大規模なの私でも使えないわよ」
レイン「私も…使えると知ったのは…つい数時間前でして」
フィリアス「!?やっぱり女神って凄いのね」
ノア「そうだよね~。一瞬だったしここまで」
ファウスト「眼の色や髪の色まで変わっちゃうなんてね、聞いた事ない分驚きも凄かったよ」
ファウストさんは笑いながら
アクア「この力を他の地域に知られたら大変な事になるかも知れないわ」
フィリアス「そうね、ここまでの力だと…」
ノア「いっその事そうゆう種族って事にしちゃえば?」
っとノアが何気なく言った1言に
アクアさん、フィリアスさん、ファウストさんが
アクア「それいいかも知れない…」
フィリアス「確か他の種族でも羽根があるのはいたし…」
ファウスト「女神じゃなく種族って事ならまだ他の人が見ても不思議がらないかもねぇ」
アクア「ノアいい案をありがとう」
フィリアス「他の事で頭いっぱいで、色々あるし。頭が回らなかったわ…」
そう言うとアクアさん、ファウストさんフィリアスさんは王や皆に
話しに行った
ノア「……なんか、褒められたの久しぶりなんだけど」
レイン「いつもどんな話しをしてるんですかノアさん…」
苦笑いしながら言う
ベリアス「……。」
ノア「いゃ〜いつもお母さんによく怒られててね〜。もっとこう話しなさい!ちゃんとなさい!って」
レイン「な、なるほど…」
ベリアス「それはノアの…いつも通り…」
ボソッとベリアスが言う
ノア「あぁ~言ったな〜!」
じゃれ合っている
ノアはベリアスにくすぐり攻撃を
仕掛けてベリアスが笑った
初めてみた気がする笑った顔
そして、気が済んだのかノアはお母さん達の方へと戻って行った
ベリアス「……はぁはぁ……はぁ」
ベリアスが息を切らすなんて
レイン「…大丈夫?」
ベリアス「……大…丈夫」
レイン「…そっか、それなら良かった」
なるほど、くすぐりにはベリアスは弱いのか。ある意味意外な弱点を
知った気がする。笑顔可愛いのに
そう思っているとやっと話しが
決まったようで、皆が集まってきた