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798話 アクセルとスロウス-1

 俺はザルードに特殊上級ジョブ『勇者』の件を明かした。

 大司教である彼は、その存在自体は知っていたようだ。

 しかしまさか、俺がそれを保有しているとは思わなかったのだろう。

 目に見えて動揺していた。


「ゆ、勇者……? そ、そんな馬鹿な……。いえ、ですが確かに……」


「何か言いたいことがあるようだな?」


「い、いえ! 何でもありません……!!」


 ザルードは考え込んでいる。

 俺の言葉が正しいのかどうか。

 特殊上級ジョブ『勇者』を持つ者と敵対するリスク。

 特殊上級ジョブ『勇者』を持つ者に恩を売るメリット。

 いろいろと判断に迷うことも多いだろう。


(じっと待つのも悪くないが……。どれ、万が一にも敵対など考えないように、畳み掛けてやろう)


 俺はさらなる攻勢をザルードに仕掛けることにした。

 小声で2つのアクティブスキルを発動する。


(――【アクセル】。そして――【スロウス】)


 特殊ジョブ『英雄』のアクティブスキル『アクセル』。

 発動者の移動速度や思考速度を大幅に上昇させるスキルだ。

 盗賊の『黒狼団』との戦いなどで活躍したことがある。


 そして、特殊上級ジョブ『勇者』のアクティブスキル『スロウス』。

 対象の移動速度や認識能力を大幅に低下させるスキルだ。

 夢の中の女神様が使用し、俺を苦しめた強力な能力である。

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