表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
767/1430

767話 企み【マデリン侯爵side】-3

「まさか、アルヴィンがやられるとは……。Aランク相当の実力があると豪語しておったが、所詮は口だけだったのか」


 頭領である『毒霧』のアルヴィンは、Aランク冒険者並みの実力を持つと評価されていた。

 しかし、コウタ・エウロスによってあっさりと殺されてしまったらしい。


「いえ、アルヴィンの実力は本物のはずです。私も直接戦ったことはありませんが……。それでも、あの男の強さが尋常ではないことくらいは分かります」


「……ふんっ! ならばやはり、コウタとかいう小僧の力が強かったということか。……くそっ!! 忌々しい成り上がり者め……!!!」


 マデリンは吐き捨てるように言った。

 彼にとって、今の状況は良くない。


「騎士団長殿も、コウタ・エウロスの前には手も足も出なかったと聞きました。そして、近衛騎士ナディア・エルカインドが『悠久の風』に仮加入したと……」


「エルカディアの遠戚とはいえ、あんな末端貴族の娘自体はどうでもいい……! どうでもいいが……!!」


 近衛騎士ナディア・エルカインド。

 エルカディア侯爵家の遠戚であり、貴族だ。

 また、近衛騎士として任じられる程度には強い。


 しかし、それは本来どうでもよい話のはずだった。

 貴族とはいえ末端に近い存在だし、近衛騎士とはいえ同じく末端に過ぎない。

 近衛騎士の中でも飛び抜けて出世し続けでもしない限り、政局に影響はない。

 そのはずだったのだが――

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ