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705話 コウタvs騎士団長

 俺と騎士団長との決闘が行われようとしている。

 ルールが説明され、さらには決闘の目的もはっきりさせた。

 俺が勝てば、晴れてナディアは俺の女となる。


「それでは両者、構えてください!」


 アスター騎士爵の指示に従い、俺と騎士団長が剣を構える。


「はじめっ!!」


 アスター騎士爵の声とともに、決闘が始まった。


(さすがは王国最強と言われるだけあって隙のない立ち姿だな)


 騎士団長が鋭い眼光で俺を見据える。

 まるで猛獣と対峙しているような感覚を覚える。


「ふん……! 騎士団長であるこの私と剣で戦おうとはな。その蛮勇だけは褒めてやる」


 騎士団長が挑発的な口調で言う。

 どうやら、彼は俺のことを格下だと見ているようだ。

 まぁ確かに、普通に考えて彼はこの国で最強クラスなんだよな。

 チートスキルを持つ異世界人の俺さえいなければ、騎士団長として最強の名を維持し続けることができたはずだ。

 しかし残念。

 その名声は、今日で終わることになる。


「ずいぶんと自信があるようだな」


「当然だ。ぽっと出の冒険者上がりに負けるような私ではない。どれ、先手はくれてやる。どこからでもかかってこい」


 騎士団長が余裕の笑みを浮かべながら言う。

 完全に舐められているな。

 ならば、遠慮なく攻め込ませてもらおう。


「――【烈風一閃】!!」


 俺はスキルを発動し、一気に距離を詰める。

 これは特殊上級ジョブ『風魔剣士』のアクティブスキルだ。

 風の魔力を帯びた一撃を素早く放つことができる。

 多少強いぐらいの魔物は、これで瞬殺だ。


「むっ!?」


 騎士団長が目を大きく見開く。

 俺の動きを捉えている様子だ。

 やはり、騎士団長ともなれば初撃粉砕とはいかないようだ。

 これは多少の長期戦を覚悟して――


「ごっはあああぁっ!!」


「あれ?」


 俺は思わず声を上げる。

 騎士団長が吹き飛んだからだ。

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