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695話 拘る理由

「ナディアは確かに優秀な騎士です。俺の威圧にも見事に耐えて見せました。ですが、それだけならば他にも見どころのある騎士はいます。また、将来性という点においても、俺の目利きによればまだまだ伸びる余地がある騎士はたくさんいます。わざわざナディアに固執する理由がありません」


「ふむ……。しかし、それを言うならばエウロス卿が彼女をわざわざ指定する理由もないのではないか?」


「ええ。戦闘能力や将来性という意味では、確かにそうですね。ですが、俺には彼女に拘る理由があります」


「それは何だ?」


「つまり……こういうことですよ」


 ふにゅんっ。

 むにむに……。

 俺はナディアの胸を揉む。


「んんっ!?」


「き、貴様ぁ! 陛下の前で何をしている!!」


 団長が激昂する。

 が、俺は無視して揉み続ける。


「ふむ……。エウロス卿よ。なぜそやつの胸を揉んでいるのだ? そなたが今言ったことと関係するのか?」


「はい。見てくださいよ、彼女の蕩けきった顔を」


「むっ……!?」


「んぅ……はぁ……」


 俺はナディアの胸を揉みながら、その顔を見つめる。

 ナディアはすっかり出来上がっており、口の端からは唾液が垂れていた。

 目はトロンとしており、焦点が合っていない。

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