表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
693/1431

693話 近衛騎士団団長

「うむ。ならば決まりだな。――では、エウロス卿。そなたに貸す近衛騎士は彼女にしよう」


「ありがとうございます」


 俺は頭を下げる。

 これで『悠久の風』の体制はより盤石になった。

 少し前に王都冒険者ギルドのギルマスにも相談したことがあったが、近衛騎士ナディアの実力は高い。

 1対1ならBランク相当。

 冒険者としての知識や経験には欠けるので、総合的にはCランクぐらいの評価になってしまうが……。

 今の『悠久の風』に足りない部分を補ってくれると考えれば、それでも十分だ。

 それに、俺のチートスキルの恩恵を受ければ彼女もどんどん強くなっていくだろう。


「よろしくな、ナディア」


「うむ!」


 俺は彼女の腰を抱き寄せる。

 すると、彼女は頬を赤らめた。

 これにて一件落着かと思われたのだが――


「待て! 待ってくれ! エウロス卿!」


「……?」


 不意に誰かが声を上げた。

 俺が声の主に視線をやると、そこには男騎士が立っていた。

 ナディアと同様、俺の威圧を耐えた有望株の一人だな。

 まぁ、男である時点で俺が彼を採用することはないのだが……。


「なんだ?」


「ナディア殿は近衛騎士団の有望株……。近衛騎士団団長として、彼女を手放すことはできん!!」


「ほぉ……」


 近衛騎士団団長ね……。

 つまり、彼はこの国が保有する戦力のトップ付近に位置する人物というわけか。

 面白い展開になりそうだと、俺はニヤリと笑うのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ