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690話 いい胸

 俺はウルゴ陛下に謁見している。

 俺たち『悠久の風』がSランクパーティとして十分な戦力を持てるように、ウルゴ陛下が直属の護衛騎士の1人を貸し与えてくれるそうだ。

 そこで俺は、連中に『威圧』を仕掛けてみた。

 半数以上の者が膝をつき、中には倒れ伏してしまった者もいた。

 何とか直立の姿勢を維持している者たちも、額に汗を浮かべ呼吸を荒くしており、今にも崩れ落ちそうな者が多い。


「エウロス卿の考えを聞かせてみよ。そなたは誰を選ぶ?」


「そうですねぇ……」


 俺はゆっくりと歩き始める。

 向かう先は、半ば白目をむきつつも立っている女騎士だ。


「むむっ! まさか……」


「何だと……?」


 エルカディア侯爵とマデリン侯爵が目を見開く。

 これはどういう反応だ?

 まぁいい。

 俺は俺のやるべきことを行うだけだ。


「いい胸をしているじゃないか。どれ……」


「……え? あ……」


 ふにゅん……。

 俺は目の前の鎧に手を差し込み、女騎士の乳房を堪能する。

 悪くない感触だ。


「な、ななな、なにをなさるのですか!?」


「黙っていろ。動くな」


「はひっ!? あうぅ……」


 俺はしばらく彼女の胸を揉んで遊んでいたが、やがて満足したので手を離す。

 その様子を見ていたウルゴ陛下が口を開く。


「ふむ……。エウロス卿はその者を選ぶのか? その者は、確かマデリ――」

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