表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
680/1431

680話 エルカディア侯爵

「ほう……。この私を知らんのか」


「知らないね」


「エウロス男爵殿! 頭が高いぞ! この御方は――」


「よい。面白い小僧じゃないか。私はグラン・フォン・エルカディア。国王陛下より侯爵の地位を賜っている」


「なに? あんたが……」


 このゲーム風の異世界に転移してきた俺が最初に訪れた町。

 それはエルカの町だ。

 武の聖地『テツザン』やエルフの里『アルフヘイム』を訪れた際など、エルカの町を離れることもあった。

 しかし、基本的にはエルカの町を拠点に活動してきている。

 俺たち『悠久の風』が『毒蛇団』を掃討したのも、エルカの町だ。

 そして、そんなエルカの町が属するのはエルカディア侯爵領。

 つまり、俺の目の前にいる老人が、あの町を含む一帯の領主なのだ。


「おお……。ご機嫌麗しゅう、エルカディア卿」


「今さらそのような口調は不要だぞ、エウロス卿。冒険者上がりの小僧に、礼儀を求めるほど狭量ではない。公の場は別だがな」


「そうか。なら、お言葉に甘えるとするかな。それで……一体何の用だ?」


 ここは王城の片隅にある控え室である。

 一口に控え室といっても、王城内にいくつかある。

 この控え室は俺専用に用意されたもののはずだ。

 わざわざ訪れてきたということは、何かしらの用事があると考えていい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ