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675話 謁見の日

 俺はアスター騎士爵から3回のマナー講習会を受けた。

 本当は2回でも十分なくらいだったが、謁見の日程まで多少の余裕があるとのことで、万全を期したのだ。

 そして――


「うぅ……。ご主人様、お気をつけて……」


「くれぐれも陛下に無礼のないようにね」


 シルヴィとユヅキがそう言いながら見送ってくれる。

 今日は謁見の日だ。

 事前にアスター騎士爵からマナー指導も受けたし、そもそもウルゴ陛下とは一度会ったことがある。

 俺は特に心配していないのだが、『悠久の風』のみんなは違うらしい。


「コウタくん、陛下の前で粗相をしたらダメなのですよ?」


「へへっ。コウタっちなら、謁見の間だろうと関係なさそうだな」


「そうですわね。そこに女性がいれば手を出す……それがコウタ殿ですから」


「……ん。心配……」


 ミナ、リン、ローズ、ティータがそんなことを言い出す。

 俺は思わず苦笑してしまう。

 人のことを何だと思っているんだ。


「いやいや、俺は別にそういう人間じゃないからな?」


「よく言うぜ。コウタ親分なら、謁見の間で王女様に手を出してもおかしくねぇ」


「……えっと。確かにそう思います」


「でも、王女様だけはやめておいた方がいいですにゃ。せめて、隅に控えているメイドさんとかにしておくべきですにゃ」


 グレイス、エメラダ、セリアまでもが同意する。

 俺は呆れてしまう。


「お前らな……。俺はそこまで節操なしじゃないって」


「ははっ! こういうのは日頃の行いが大事なんだぞ? コウタ坊」


 ミルキーが笑い飛ばしながら慰めてくれる。

 だが、この口ぶりだと彼女もあまり信じていなさそうだ。

 残る希望は……。

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