表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
545/1431

545話 村長の出迎え

 見張り台の男が、俺たち『悠久の風』を村の中に招き入れる。

 全員を乗せた馬車が門を通ると、門は再び閉じられた。

 これで、魔物や盗賊から奇襲されるリスクは小さくなった。

 小村とはいえ、人里に入ったことで一安心という気持ちはある。


「さて、とりあえず宿屋にでも行くか」


「いや、少し待ってくれ。村長を呼んでいるところだ」


 村の奥に向かおうとした俺たちを、見張り台の男が制止する。

 村の入口付近で待機させられた格好だ。

 ほどなくして、老齢の男性がこちらにやって来た。


「こ、これはこれは……。私がこの村の村長でございます」


「おう。丁寧な挨拶、ありがとな。俺はコウタだ」


 俺は自己紹介を返す。

 だが、村長はやや戸惑った様子を見せている。


「それで……あなた方は名のある御一行とお見受けしますが、どのような御用向きで当村に?」


「ああ。俺たちは、王都に向かっている途中でね。今夜泊まるところを探しているんだ。夜営でもいいんだが、村の中に泊まった方が安全度は高いからな」


 俺たち『悠久の風』の夜営能力は高い。

 エルカ迷宮に長期間潜った経験もある。

 とはいえ、人里に入れるならそれに越したことはない。


「な、なんと!? 王都へ!?」


「そんなに驚くことか?」


「それはもう……。ここは王都からかなりの距離がありますぞ。確かに、この山脈さえ超えることができれば、他の町を経由するよりも早いでしょうが……。大きなリスクを伴います」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ