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詩シリーズ

悪女讃歌

作者: 沖宮途良

苦し紛れ 未練まみれ

どうしてこうなってしまったのか

愛してくれると言ってたのに

愛し続けると言ってたのに

もうとなりに居たくないって思ってる


恋してた愛してた

ダラダラと過ぎる日々に幸せ感じてたね

あれで支えあっていたと思っていたのかな

子供っぽかったねゴメンネっていうから

聞いてくれると嬉しいな


もう好きではありません

もう好きではありません


独りにさせて下さいと聞き入れて欲しいんです

理由なんて聞かないで

私の前で苦しい顔をしないで欲しい

少し前から分かってたハズでしょ


まだダラダラとつづけさせるようなら

アナタを引っ掻いて道端に捨てさせて

私は私で老いさせてと叫ばせて

ヒドイ人と笑ってくれたっていいから

アナタの前から消えさせて欲しいんです


悪女にさせて下さいお願いですから

私がアナタに願う最後の願いです

苦し紛れ未練まみれ

私は大人になりに行く


となりに要らない居たくない

愛し続けるなんて忘れて下さい


もう好きではありません

もう好きではありません


夕刻の鐘がなるから夢のような子供の時間は終わりです

身分違いは埋められないのだから

私を恨んで忘れて下さい


キライになったはとは言ってないけどね



読み方を変えると、ただただ悪どい女になったり、本当の気持ちを隠した少女になったり、変化します。アナタはどういう読み方をしますか?多分最初に読んだときの読み方がアナタの中の悪女指数度合いです。(理論とか特にありません)書いた作者が一番悪どいとか言わないでね!?


Σ(゜Д゜)


途中の「愛し続けると言ってたのに」は相手でもこの人自身でもどちらの意味でもあります。なので手前に「あなた」とかいれてません。他にもどちらの事にもなる言葉が入っています。好きに解釈して読んでくれると嬉しいです。


ちなみに悪女になりきった感じでニヤニヤしながら読むと盛大な悪女ぽく読めます。

悲しそう気持ちを込めて読むと、家門を第一に考えなきゃいけなくなってしまった成長期の少女風になります。

ついでに「カブト○シ」とかの曲のaikoさんの曲の系統風にこの詩を読んでも印象が変わります。


ただどう転んでも最終的に悪女ですけど。


言葉って見方が少しで変わるので面白いですよねー。

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