表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOでモンスター農家になる  作者: カドモン
6/8

5話 クラン

誤字脱字のチェックはそこまでしていないのでありましたら教えてください。

結構な人に読まれててビックリする

草原でレベリング中に今まで見たことないモンスターが出てきた。

「狼系のモンスターは今まで出てきたけど体毛の色が今までと違うな、テイムするか」

倒しちゃわないように気を付けながら攻撃をしていたが、通常のウルフと違い手こずってしまった。

ようやくテイムができ、一息付く。


テイムしたのはエアウルフという種族だった。

名前の通り、風属性のモンスターで風魔法が使えるようだ。


「普通に強かったしレアなモンスターなのかな、取り敢えず農場に送ることにするか」


「この後どうするかな」

攻略組は既に3つ目の街へ行くためのボス攻略に乗り出そうとしているが、俺はまだ2つ目の町に行っていなかった。

「そろそろレベル的に安全にボス倒せるかな、テイムも試してみたいんだよなー」

一回挑戦した時は、レベルが足りず死に戻りをしてしまっていた。

ボスの特徴もその時ある程度わかったので今度は倒せるとは思う。

ボスは熊型のモンスターで、火を拳に纏って攻撃をしてくる。

種族名はファイアベアだ。


厄介なモンスターではあるが、テイム出来るのであれば試してみたかった。

一応取っておきのアイテムも用意はしてある。


ボスのバトルになり、レベルも今回は余裕を持って上げてあるから順調に戦闘が進んでいった。

ボスのHPが2割以下になり、インベントリから蜂蜜を取り出した。

一度距離を取り、蜂蜜を地面に置きボスの出方を伺う。

2,3分攻撃せずに待っているとボスが蜂蜜を食べ始めた。

完食するのを待ち、その後テイムを試してみるとすんなりと成功した。


「あっさり成功しちゃったな、取り敢えず農場に送っとくか」

ボスを農場に送った後、次の町に向かうことにした。


町に付く手前でプレイヤーに呼び止められた。


「すいません、僕はカイトというものですが、少しお話聞いてもらえないでしょうか」

「少しだけならいいですよ」

「よかった、職業についてちょっと聞いていただきたいことがありまして」

カイトはそう言いながら自分の職業を見せてきた。

「この職業って特別職ですよね」

「はい、なので少し場所を移して話をしたいと思ってます、始まりの街にいいお店があるのでそこでお話しませんか」

「わかった、ただ2つ目の町の転移ポータルをアクティブにしてからでいいか」

「はい、じゃー転移ポータルのところまで行きますか」


町に入り、転移ポータルに向かいアクティブにした。

「始まりの街でいいんですよね」

「はい、そこからは僕が案内するので」


始まりの街に転移し、カイトが酒場のようなところに案内してくれた。

「ここ個室があって大っぴらにできない話も出来るんですよね」

「確かに個室があれば問題なさそうだな」

2人ともアイスティーを注文した。

「じゃー早速本題に入らせて貰うね、僕の職業はさっき見せた通りパラディンなんだ」

「初期職になかったから特別職なんだよな」

「そうですね、たまたまパラディンのNPCに弟子入りすることが出来てなることが出来たんだ」

「で特別職のカイトさんはこの話を俺に打ち明けてどうしたいんだ」

「カイトでいいよ、率直に言うと特別職のプレイヤーとその知人のみのクランを作りたいんだ」

「俺はなんで誘われているんだ?」

「バムさんも特別職でしょ?」

「俺もバムでいいよ、なんでそう思うんだ?」

「まずユニコーンっていうあからさまにレアな獣魔を従えているのと、農場ですかね」

「やっぱり見たらバレるよな、俺は魔物農家という特別職なんだ」

「魔物の飼育繁殖する職業ですか?」

「そうです、魔物使いにしか需要は無さそうですが」

「確かに魔物使いにしか需要は無さそうですが、その需要を一人占め出来るのは強いと思いますよ」

「確かにな」

「特別職だと周りのプレイヤーの勧誘とか煩わしく思いませんでした?」

「かなり思いましたね、自由にやりたいだけなんだけどね」


自分に声を掛けてくるプレイヤーがかなり多く、自由にプレイ出来ないと少し感じていた。


「そういった特別職の人達だけのクランを作って煩わしい勧誘とかを無くそうと言う趣旨のクランを立ち上げたいと思っているんですよ」

「なるほどな、既にクランに加入していれば煩わしい勧誘は無くなりそうだな、クランのルールとかはあるのか?」

「4つ程ありますね、まールールと言ってもクランを組むに当たって割と当たり前のことしかないですけどね」


1,メンバーの追加は一応みんなに相談してから、決めること

2,メンバーの知人が弟子入りしたい時は基本的に許可すること

  ただし、自分の知人が弟子入りしたいとか言っていた場合は、そっちを優先していい

3,メンバー間でアイテムなどのやりとりでもちゃんと代価を支払うこと

4,クランの脱退は自由


「確かに当たり前のことばかりだな、そしたら俺もそのクランに加入してもいいか」

「はい、これからよろしくお願いします」

「こちらこそよろしく」

「これでメンバーも5人になったし、早速顔合わせしますか」


そういってカイトはTELでクランメンバーになるプレイヤーを呼び出した。


少し待つと3人が個室に来た。


「初めまして、ミカンと言います、職業は賢者をやっています」

「俺は魔剣鍛治師のジムだ」

「私は刻印師のフレンと言います、よろしくお願いします」


3人の自己紹介が終わり、雑談が始まり特別職になった経緯を教えてもらった。


「じゃーそろそろクラン申請しに行きますか」

「そうだね、総合ギルドに行きますか」


総合ギルドでクラン申請を出し、今後について話をすることになった。

「取り敢えずクランを作ることが出来たけど、クランホームを買うのを目標にしましょう」

「生産職のメンバーは全員特別職になった時に貰ってるし、そんなに急がなくてもいいんじゃないか?」

「そうだね、クランホームが出来るまでは誰かのホームで集まるとかでいいと思う」

「いいの?」

「ジムもフレンも良さそうだし、俺もいいよ」

「じゃー当面の目標はクランホームを買うことで、期限はまったりで行こうか」

「了解」


今日は解散することになり、そのままログアウトをした。

クランメンバーについての説明を結構省いてしまったけどキャラ紹介とかした方がいいのかな?

要望があったらどこでもいいので書いてくれると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ