プロローグ
僕の処女作となりますので、暖かい目で見まもっていただけると助かります。
アドバイスとかもしていただきたいです。
褒めて伸びるタイプなので、アドバイスの前に一言褒めてください。
リアルの仕事が忙しいので更新頻度は遅いです。
プロローグ
会社の喫煙所でスマホを眺めながら呟いた。
「やっと今日の夜発売だ」
そこへ同僚の飯田がやってきた
「菊池何ニヤけてるんだよ」
「やっとあのゲームの発売日なんだからニヤけちゃうのは仕方ないだろ」
そう今日の深夜に待ちに待った、ゲームFantasy World Onlineが発売される。
βテストのテスターにはなれなかったが、正式サービスから参加することが出来たのだ。
今日の夜にFWOの正式サービスが始まる。
会社にも有給申請を出し、1カ月の有給も取得済みである。
「飯田もやるんだろ?」
「やるけど菊池みたいに有休取得してまではやらないよ」
「みんながみんな有休取得してたら会社が回らなくなっちゃうからな」
俺の他にも有休申請を出した人もいたようだが、申請を出す人が多すぎて
後から申請を出した人は上司から説得されて有休が取得出来なかったみたいだ。
「俺は運が良かったよ。一番最初に有休申請出来て」
「俺の分まで満喫して来いよ」
「おう ゲーム内で困ったら助けてやるよ」
「そしたら帰ったらフレンド申請出しとくよ」
そう言って飯田は仕事に戻って行った。
「俺も戻るか」
仕事自体は引継ぎも終わっており、後輩たちのサポートをするだけだが
リーダーの目が怖いから戻ることにした。
数時間後、定時になったのでチームのメンバーに挨拶し家に帰った。
まだサービスは開始されていないが、キャラメイクのみ先にできるようだった。
VRギアを頭に被り電源を入れる。
「やっと待ちに待ったFWOを始められる」
そう呟いて、キャラメイクを始めるのであった。